嗚呼、HARIMAYAのシューズ2012年01月25日 16時12分34秒

当ブログで、コメントがたくさん書き込まれる記事があります。
幻のシューズメーカー「HARIMAYA(ハリマヤ)」に関する記事です。

HARIMAYA(ハリマヤ)のスパイクシューズ
その名も“ハリマン スーパーストーム”!↓
HARIMAYAのスパイクシューズ

ハリマヤのシューズで陸上競技を経験した方々は、
もう、一番下でもアラフォー世代になるはずです。
ハリマヤ自体が、20年以上も前になくなっているからです。

先日、新たなコメントの書き込みがありました。
それは・・・とてもびっくりするような内容でした。
コメントに埋もれさせておくのはもったいないので、
一部抜粋して、ここでも紹介させていただきます。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

はじめまして。
〝マラソン足袋〟を検索してたどり着きました。
なぜ?というと・・・私の母方のひいお爺さま(黒坂辛作)が、
マラソン足袋を発明した人で金栗選手とは深い面識があった・・・
というお話を祖母(8年前96歳で他界)から以前聞いていて、
その当時の新聞のコピー(写りは悪く不明瞭ですが・・・)
をいただいていたので(日本版と英字新聞版もあり)、
いったいどんな偉大な方だったのだろう・・・とふと思い、検索してみました。

すると、新しい発見が多々ありました。
〝ハリマヤ〟という名前は聞いたことがあり、
祖母が生前、紳士洋服店を大塚に所有していた
・・・という話にも合致していて
・・・なんだかとても親近感を覚えました。

全文はこちらのコメント欄でどうぞ

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

日本マラソンの父、金栗四三氏。
播磨屋(はりまや)の足袋職人だった黒坂辛作氏。
このおふたりがマラソン足袋を開発し、
日本のマラソンシューズの歴史がはじまったのです。

その黒坂氏のひい孫さんからのコメントでした。

輝凛さん、ありがとうございました。

で、よろしければ、もっと、HARIMAYAネタください(笑)。


※これまでのHARIMAYA記事は、カテゴリでまとめてあります。
ブログの書式が古いので、じゃっかん読みづらいですが↓
http://sunwards.asablo.jp/blog/cat/harimaya/

コメント

_ 輝凛 ― 2012年02月02日 23時50分46秒

〝ハリマヤを語りたい〟の過去のブログに寄せられた溢れんばかり!!のコメントにびっくりしながら読ませていただきました。

20年以上も前に閉店となっているハリマヤのシューズを未だに愛用されている方やハリマヤ・マニアがいらっしゃるほど愛用されているなんて知らず、驚きとともに大変嬉しく思いました。
きっと、ひいお祖父様も、本望のことと思います\(^o^)/

こんなに愛されているハリマヤの歴史をもっと私も知りたくなり、文京区に住んでいる伯母に分かる範囲のことを伺ったところ・・・

どうやら黒坂辛作氏はもともと姫路に住んでいたので、お店の名前が〝ハリマヤ〟で、そこから上京し、文京区仲町に小規模でお店を創めたらしい。その近くに学校があり、そこで金栗選手と出会い・・・・その後のエピソードはご承知の通りです。
なので祖母の洋品店とは、全く関係ありませんでした(>_<)

それと当時のドキュメンタリー番組のビデオも発掘されたらしく、もっと深くハリマヤさんの歴史が分かるかも知れません。

また何か分かりましたら、お知らせいたしますね。

祖母はひい伯父様が大好きだったらしく、良く肩もみをしてあげたそうです。晩年は思い出したのかのように私たち孫にまで、肩もみをしてくれました。

そして、〝愛の力わ宝なり〟辛作  (祖母の書いた飾り皿あり)

という格言を私たちにも教えてくれました。

辛作様、その愛する力が皆様に愛される製品を生み出し、今も一人ひとりの大切な宝物となっている・・・と思うと、その心は時代を超えても繋がっており、ひい伯父様も皆様に感謝、感謝の気持ちでいっぱいのことと思います(^o^)丿

_ gori ― 2012年02月04日 18時27分27秒

輝凛 様

コメントありがとうございます!


>〝ハリマヤを語りたい〟の過去のブログに寄せられた溢れんばかり!!のコメントにびっくりしながら読ませていただきました。

コメントが書き込まれる度に、ワタクシもビックリしていました。
そして、今は、輝凛さんの出現で、ますます、ビックリしています。



>どうやら黒坂辛作氏はもともと姫路に住んでいたので、お店の名前が〝ハリマヤ〟

これまで名前のルーツは考えたことがありませんでした。
てっきり、はじまりは「播磨さん」だと思っておりました。
だから「播磨屋足袋店」。
だから「ハリマヤ」。
当たり前のように思っていました。

それが、ちがうと。

「姫路」からの「播磨(はりま)」であると!

「ハリマヤ」という名前の向こうに、一層深い真実が見え隠れしています!



>それと当時のドキュメンタリー番組のビデオも発掘されたらしく、もっと深くハリマヤさんの歴史が分かるかも知れません。

うわ、それは、貴重ですね!
再生できるビデオデッキが存在することを祈るばかりです。

お祖母様のエピソードが、またグッときます。
お会いしたこともないのに、映像が浮かんでくるようです。
輝凛さんに歴史を語り継がれた、お祖母様にも感謝申し上げたいです。

また、ハリマヤネタ、ぜひぜひお願いいたします!

全国ン万人のハリマヤン(造語)達が、待っています!

_ オールドハリマヤファン ― 2012年07月17日 22時59分29秒

今年で50になります。まだまだ現役?で走っております。もう35年位前になるでしょうか?世間はオニツカ全盛期で何処をみてもオニツカラインのスパイクばかり。そんな中で1本から3本に分かれる見事なライン。それがハリマヤのスパイクでした。当時のスパイクは短距離も長距離もかかとが丸いものが多く、なんか走りにくく感じていました。クッションがついているものといえば、3段跳び用のスパイク。一時はこれで試合に出ようとも思いましたが、やっぱり跳躍用、流線形も半端なく、断念。で!発見したのがハリマヤのスパイク。見た目は3段跳び、でも中長距離用。迷わず購入。記録にも貢献してくれました。
次にみつけたのが、マジックテープのマラソンシューズ。またこれも画期的でまさに足袋。とてつもなく軽く、クッション抜群、ただもうどこに行ったかわかりませんけどね。普及の名作だと思います。
高校に入りますと1500MSCてなものに興味をもちまして、水陸両用のスパイクが必要になりました。そこで革製といっても合皮だったのかも知れませんが、に対しオールナイロンのスパイクが発売されました。
これがまた重宝されまして、結構活躍いたしました。スパイクが…
と、支離滅裂なコメントで申し訳ありません。
只今中国は蘇州で細々と身体はぶくぶくと走っております。
いつかハリマヤシューズが復刻盤として世に出ることを願いつつ、
終らせていただきます。

_ gori ― 2012年07月20日 10時42分15秒

オールドハリマヤファン さん。

ご投稿誠にありがとうございます。
ハリマヤへの思いをぶわっと読ませていただきました!

35年前・・・1970年代のお話ですね。

足袋からはじまったハリマヤのシューズの型は、最高でしたね。
先日、ある強豪校に通う陸上選手に、店に保管してあるハリマヤのシューズをはかせてあげたら、そのフィット感を感嘆してました。
「これ、売ってもらえませんか?」
と頼まれましたが、さすがに販売しませんでしたけれど(笑)。

ハリマヤがなくなったことを惜しむお声や復活を願うお声を、たくさん頂戴いたします。当時のハリマヤの職人さんたちに、みなさんのお声が届けばいいなぁと思いながら、こんなブログをつづっておる次第です。

で、中国からのご投稿なんですね!
びっくりしました。
またハリマヤのネタが入ったら、ご紹介していきたいと思います。

_ まめ ― 2012年07月22日 23時48分15秒

中学生の頃、多分⇒カナグリアスカ(マラソンシューズ)を履いて部活してました
\(^O^)/

赤白に金ラインだったきがします(^ロ^)

現在38歳です (;^_^A

懐かしいですね~

_ gori ― 2012年07月23日 10時35分41秒

まめ さん

ご投稿誠にありがとうございます。

カナグリ・アスカ!
あぁ~いい響きですねぇ~。

当店に保管されている1989年のHARIMAYAカタログには、
カナグリ・アスカは「Ⅱ」となっております。
アッパーが白、補強部分は赤、ラインは淡いブルーで黄色のふちどりがほどこされています。
これでラインがゴールドというのが、まめさんのマラソンシューズなんでしょうね。
ハリマヤらしいカラーリングだと思います。

商品紹介には、
「ベストセラー『ASKA』の伝統を受け継いだ新製品。日本人の足を研究し尽くした上でつくられた伝統的なワイドストライトでランニング時の足の負担を軽減。ビギナーのレース用、シリアスランナーのスピード練習用に最適。」
とあります。

しかし、中学生でHARIMAYAとは、シブい。

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