伝説をつくれ!壮絶な高校デビューを果たした中距離ランナーのスパイクシューズに今日のアムフィット!2014年06月14日 19時57分04秒

彼は、5000mのレースのスタートラインに立っていた。

今年の春から陸上競技の強豪高校へと進学。
昨年の夏には、800m
全中(全日本中学校陸上競技選手権大会)に出場し、
中学3年生にして2分の壁を破った彼だが、
高校に入って長距離種目にも挑戦することになったのだ。
彼にとっては、このレースが、
高校生としての、長距離選手としての、デビュー戦だった。
気力が漲(みなぎ)っていた。

スタート直後から、彼は驚くようなペースで走りはじめた。
彼の得意な中距離走をしているようなスピードだった。
追ってくる選手はいなかった。
彼の姿は集団からみるみる離れて、独走状態になった。

アイツ、とばしてるな
疾風のようにトラックをかける彼の姿を見つめながら、
陸上部の監督は目を細めたにちがいないし、
チームメイトたちは、やんやの声援を送ったことだろう。
ただひとり、スタンドで彼を見守っていたお母さんだけは、
あの子、あんなペースで走って最後までもつのかしら
と心配だった。

レースの中盤になると、さすがの彼にも疲れが見えてきた。
終盤には、足取りもおぼつかなくなり、ふらふらしはじめた。
お母さんは、目を覆いたくなった。

彼の体力は限界に達していた。
意識も朦朧(もうろう)としていた。
自分が今トラックを何周走り、
あと何周走らなければならないのかもわからなくなっていた。
あのコーナーを周れば、ラスト1周だ
となんとか気持ちを奮い立たせようとしたら、
審判からラスト2周残っていることを告げられて、
この時ばかりは心が折れそうになった。
ウソだろ」と泣きたい気持ちだった。

それでもなんとか足を踏み出し、ゴールを目指した。
何人の選手に追い抜かれたのかは、もうわからない。
トラック内側の縁石に足をひっかけ転びそうになる。
景色はすべてゆらゆらとゆがみ、
夢の中を走っているようだった。

ゴールにたどり着いた彼は、そのまま倒れこんだ。
トラック内には担架が運びこまれようとしていた。
遠のいていく意識の中で、彼の心はつぶやいた。

ああ……やっちゃった

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

つーわけで、
壮絶な高校デビューを果たしてしまったR太郎くんのご来店です。
前回4月のリアルご来店記事

川見店主  :「いいレースだったね!最高!」
R太郎くん:「そ、そうなんですか?」
川見店主  :「レースであそこまで自分を追い込めるって、スゴイ!」
R太郎くん:「でも、自分では、やっちゃったと」
川見店主  :「そう、倒れちゃったら、それは二流。
        絶対に、レースで倒れちゃあ、ダメ!」
R太郎くん:「はい……」
川見店主  :「だからこれからは、あれだけ追い込めて、
        かつ倒れないだけのカラダ作りが必要ってわけ」
R太郎くん:「わかりました!」

R太郎くんのデビュー戦は、
彼にとっても川見店主にとっても、大きな収穫だったようです。

で、今日のアムフィットは、
R太郎くんが得意の800mを疾走する
中距離用スパイクシューズをフィッティング!
ご用意したのはこちら↓
TTP504 MD-JAPAN




装着するオーダーメイドインソールは、
もちろん最上級インソールゼロ・アムフィットだぜ!
川見店主が入魂のアムフィット装着作業へGO!



いよっしゃーーい!
MD-JAPANにゼロ・アムフィット装着完了!



こっちからも、ゼロ・アムフィットどうじゃーーい!



R太郎くんは、一見、無謀に見える。
が、本当のところは、そうじゃない。
彼は、走ればいつも、
自分のすべてを出し尽くさずにはいられないのだ。
そういう"才能"の持ち主なのである。

R太郎くんがこれからどこまで走っていくのか?
誰もが期待している。
R太郎くんのデビュー戦は、武勇伝として残るだろう。
しかし、それさえもが、
これからはじまるR太郎くん伝説の"序章"に過ぎないのだ!

がんばれ!R太郎くん!


★☆★☆★☆★☆★☆

【関連サイト】

最上級インソール・ゼロアムフィットを詳しく↓


オリンピアサンワーズの陸上競技への取り組み↓


オリンピアサンワーズのブログは引っ越しました。

新しいブログはこちらです。↓

https://olympiasunwards.com/shop-information/blog/