北海道のお医者さんにウォーキングシューズを6年ぶりに送る今日のアムフィット!2015年02月20日 19時00分35秒

【2003年冬】

今から12年前。
初めてオリンピアサンワーズにご来店された時、
D-SUKEさんは医学部の大学生だった。
大学ではサッカー部にも所属されていた。
手元に残された記録によると、
D-SUKEさんのシューズのフィッティングは、
カラダ作りのためのランニングシューズからはじまっている。
以降、D-SUKEさんは、年に1-2回ご来店されて、
ランニングシューズやサッカーのスパイクシューズを
フィッティングされるようになった。

-----------------

【2007年秋】

その後、D-SUKEさんは医師の国家試験に合格。

「来年から静岡県の病院で働くことになりました。
 引っ越すとなかなかこの店に来れなくなるので、
 その前に必要なクツを色々と揃えておきたいです」

D-SUKEさんは、ランニングシューズ1足と、
社会に出る準備として
黒色と茶色の紳士靴を2足フィッティングされた。
そして、人生の新天地へと発っていかれた。

-----------------

【2009年冬】

静岡県のD-SUKEさんからは年に一度はメールが届いた。
趣味のサッカーもつづけておられるようだった。
ランニングシューズとか、
院内でのお仕事用のシューズとかに
インソールを入れて送ってほしいと書かれてあった。
そうやって、毎年シューズを送るようになった。

最後にD-SUKEさんにシューズを送ったのは6年前だった。

-----------------

【2015年冬】


D-SUKEさんからは、毎年、年賀状が届いていた。
だから、D-SUKEさんが、
今は北海道の病院にお勤めであることは知っていた。

「お久しぶりです」

年が明けてすぐに、D-SUKEさんから電話があった。

「雪国で履けるウォーキングシューズが欲しいです。
 またアムフィットを入れて送ってもらえますか?」

この冬の北海道や東北地方は大雪が降っていると、
天気予報では盛んに報じていた。
しかし、本当の大変さは現地の人にしかわからない。
川見店主はD-SUKEさんに今の生活環境を詳しく聞き、
メールでのやりとりで相談を繰り返した。

で、選んだシューズがこれです↓
TDH134 FIELDWALKER IW GT-X



このウォーキングシューズのアウトソールには、
雪道に対応した珪砂入りスノーコンパウンドラバーを採用。
アッパーにはゴアテックスを採用し、
雪解け路面での水の浸入を抑え、シューズ内の蒸れも軽減する。

(って、アシックスのホームページには書いてある)

つーわけで、北海道へ送る今日のアムフィット!
D-SUKEさんのシューズのフィッティングは6年ぶり!
保存してた足型データもちゃんと見つかって、
アムフィットも無事に加工されました。
後は装着作業を残すのみ。いけいけ川見店主!


じゃかじゃん!
フィールド・ウォーカーにアムフィット装着完了!


はい、こっちからもどん!


北海道にアムフィット装着済みのシューズを送った。
先日、D-SUKEさんからメールが届いた。
履き心地はおおむね良好とのことだった。

8年前、大阪を発たれる前にご来店された時の
D-SUKEさんはこんなことをおっしゃっていた。

「『師』と名のつく職業に身を置く人ほど、
 生涯学び通さないといけないものなのでしょうね」

不思議なことに、D-SUKEさんのお顔を
もう長い間見ていない、という感覚がない。
6年ぶりのインソールが埋めたのは
足とシューズとの「隙間」だけではなかった。
私たちの間に過ぎた「時間」も、
大阪と北海道という離れた「距離」も「埋めた」。

北海道は、まだ雪の季節がつづくのですね。
D-SUKE先生、どうかお体をお大事に。
大阪にお越しの際は、ぜひお店にもお立ちよりくださいねー!


★☆★☆★☆★☆★☆★☆


「歩く」「働く」人のシューズはこんな感じでフィッティング↓


オリンピアサンワーズのブログは引っ越しました。

新しいブログはこちらです。↓

https://olympiasunwards.com/shop-information/blog/