今週のねこがひととくらすこと。 ― 2015年03月26日 19時00分01秒
イヌやネコというのは不思議な生き物だ。
彼らほどヒトの生活風景にとけこんでいる動物はいない。
イヌはヒトと喜びも悲しみも共にしてくれる。
その健気な姿にヒトは励まされもするだろう。
しかし、ネコは、
「……zzz……」
彼らほどヒトの生活風景にとけこんでいる動物はいない。
イヌはヒトと喜びも悲しみも共にしてくれる。
その健気な姿にヒトは励まされもするだろう。
しかし、ネコは、
「……zzz……」
ヒトの喜びにも悲しみにもなんら関係がない、
という姿を臆面もなく晒(さら)している。
キミのことを言っておるのだ。
「?」
寄り添ってるんだか寄り添ってないんだか。
甘えるんだか甘えないんだか。
それに、時にはこんな顔で見つめてくる。
「ムっ……(また写真か)」
ヒトの喜びにも悲しみにもなんら関係がない、
そんなネコの前では、
ヒトが抱えるどれほど深刻な問題も無意味となる。
なので、ヒトはネコとともに時間を過ごすうちに、
どんな問題もちっぽけに思えてきて、
乗り越えていけそうな気にもなってくるのである。
ヒトの喜びにも悲しみにもなんら関係がない、
という姿を晒すことで、ネコはヒトを励ます。
という話も、キミにとってはどうでもいいことなのだろう。
だからさ、その目つきが悪いて。
これが、ネコがヒトと暮らすということである。
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