フルマラソンの生涯ベスト2時間22分!男性ランナーのトレランシューズに今日のアムフィット!2015年04月28日 19時05分33秒

少年は先輩が書いてくれた「紹介状」を握りしめて
初めてオリンピアサンワーズにやってきた。
あの日から、40年以上の年月が流れている。
あの日の少年は、初心を忘れずに今も走りつづけている。

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本日のお客様は、"あの日の少年"A井先生です。

A井先生とオリンピアサンワーズとの40年の物語は、
一年前のブログでもちょこっと紹介してます。

「あの日の少年は、初心を忘れずに今も走りつづけている」
前編 A井少年と初代店主との物語
後編 A井先生と川見店主との物語 

40年以上も当店に来てくださってるというのは、
A井先生がそれだけの長きにわたって
走りつづけておられるということで。
その間に、時代はどんどん変わっていったし、
人々の「マラソン」への捉え方も変わっていった。

A先生:「僕らの時代は
    フルマラソンで2時間30分を切らな
    ランナーとは呼ばれへんかったよ


かーっ!
そんなタイムで一般ランナーは走れないです。

A先生:「今みたいにたくさんの人が走る
    マラソン大会はあまりなかったしね。
    あくまでもマラソンは競技やった。
    出場資格の記録制限も厳しかったし。
    レースでも関門の制限時間が、
    トップが通過してから15分後とかやったから


へぇー、トップの記録次第で関門の時間が決まる。
だから2時間30分を切って走るくらいじゃないと
ゴールまで走らせてもらえないってことですよね。

A先生:「沿道の人がラジオを聞きながら、
    走ってる僕らに教えてくれる。
    『30kmの関門をトップが通過してから
     あと○分しかないぞ!急げ―ー!』
って。
    それを聞いてみんな必死に走るわけ(笑)」


ちなみに、A井先生のフルマラソン涯自己ベストって、
どれくらいの記録なのですか?

A先生:「僕のベスト?2時間22分(←サラッと)」



に、に、にじかんにじゅうにふん!
あ、A井先生って、すっごいランナーなんですね。
(今さらすいません)

A先生:「ぜんぜんすごいことあらへんよ(笑)」

さて、今回はどのようなシューズをご希望でしょうか?

A先生:「最近、山を走ったり、歩いたりします。
    最近流行ってるみたいな
    トレイルランニングほど激しく走らないけど、
    そんなのに適したシューズってある?」


で、先生にはちょっとお時間いただいて、
川見店主が色々調べてチョイスしたのがこちら↓
TJT116 GEL- FujiViper 2 G-TX



これ、「スピードハイキング」っていう
新しいジャンルで語られるトレランシューズです。
ゴアテックス採用で雨風にもめっぽう強いです。

シューズも入荷してA井先生がふたたびのご来店。

A先生:「へぇー、今は色んなシューズがあるんやなぁ」

つーわけで、
A井先生のトレランシューズに今日のアムフィット!
装着するオーダーメイド・インソールは、
アムフィットのスタンダードタイプです。
川見店主が入魂のアムフィット装着作業へGO!


じゃかじゃん!
ゲルフジバイパーにアムフィット装着完了!


はい、こっちからもあむふぃっとどん!


ヒールカップに富士山。
アシックスはこういうの芸が細かいですね。


さぁさぁさぁ、A井先生、履き心地はいかがでしょーかー!

A先生:「ピッタリですよ。いいですよ。
    このシューズも底が硬めで気に入った
    最近、生徒たちの履いてる
    ランニングシューズを見てると、
    過度に柔らかいのが多い気がする。
    クッション性も良し悪しやろうね」


あ、まさにその通りのようです。
クッションの柔らかいシューズは
履いた時には気持ちよく感じるのですけど、
動いた時には足元の重心が不安定になって、
ケガや故障につながる場合もあるみたいです。

A先生:「僕は昔から、カンカンカーンって走りたい」

カンカンカーン、ですか。

A先生:クツの底が硬めでカンカンカーン。
    
昔のランニングシューズはもっと硬かった。
    ほら、そこにも懐(なつ)かしい
    シューズがいっぱい飾ってあるけども」

今や伝説と化したシューズメーカー「ハリマヤ」、
他に「オニツカ」「ニシ」のシューズたちが、
今も店内に展示してあります↓


A先生:「あのマラソンシューズの
    マジックランナーだって底は硬いからね」


【マジックランナー】
オニツカが1959年に発売した「空冷式」マラソンシューズ。
1968年メキシコ五輪で君原健ニ選手がこのシューズで走って銀メダル。
陸上競技の長距離界で一世風靡したマラソンシューズのベストセラー。
開発に至る鬼塚喜八郎氏のエピソードはこちらでも紹介


そうですよね、これ、驚くほど底が硬いです。
今のランナーはこのシューズで走れないでしょうね。
この40年間で、
ランニングシューズもどんどん変わっていきました。


A先生:「まぁ、僕の場合は、シューズ関しては
    この店にまかせてるから
    自分では考えんでもいいねんけど(笑)」


ありがとうございます(笑)。

A井先生とオリンピアサンワーズの物語は、
まだまだつづきます。


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