すっごい身長高くて足のサイズもでっかいオランダ人男性のシューズをフィッティングせよ!~ミッション・インポッシブル(24)2016年01月05日 19時26分00秒

店の扉をくぐって現れた男性の頭は天井に届きそうだった。

「この人はオランダ人です」

連れ添ってこられた日本人の女性がそう紹介してくれた。
見上げた先にある男性の顔は、ニッコリと笑っていた。


ばばーん!


♪ジャッ、ジャッジャッ、ジャッ、ジャーラ……♪

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本日のお客様はオランダからお越しのGBさんです。
ようこそ、オリンピアサンワーズへ!

GBさん:「コンニチハ」

日本にはどれくら滞在されてるのですか?

GBさん:「もう4年になります」

ご一緒に来られたSさんの通訳が必要ないほど
日本語がとてもお上手なのでビックリです。

Sさん:「私と話すときもずっと日本語なんですよ」

GBさん:「今は大学で研究をしています

GBさんは身長がむちゃくちゃお高いですね!

GBさん:190cmあります。
     オランダ人は皆大きいんです。
     男性の平均身長は184cmですから」

オランダの人ってそんなにデッカイんですか!
狭く小さい日本は住みにくくないですか?
電車に乗るだけでも頭をゴッツンしますよね?

GBさん:「日本に来たばかりの時は、
     色んな場所でよく頭をぶつけました」


Sさん:「彼は足のサイズもとても大きくて、
    足に合ったシューズが見つからないんです」


GBさん:「それと、幼い時に足の手術をした影響で
     左右の足のサイズがぜんぜん違います」


実際にGBさんの足のサイズを測定しますと、
左足のサイズは27.5cm、右足は29.5cm
つまり実寸で2cm、シューズサイズで4サイズ
左右の足の大きさが違うことがわかりました。

GBさん:「それに私はよく歩くのです。
     20km、30km、と歩きます」


つーわけで、今回のミッションは、

1)めちゃめちゃ足のサイズが大きい
2)左右で足の大きさが4サイズも違う
3)とにかく長い距離をよく歩く


しかーーーも!

4)アーチ(土踏まず)の高さも左右で7mmも違う
5)GBさんの下肢は骨格がX脚


以上の5つをクリアするシューズのフィッティングです。
これはオリンピアサンワーズ史上、
最も困難なミッションのひとつに数えてもいいレベル!
さぁ、どうする川見店主!



こうするのだ!
ご用意したのはこちらのシューズ↓
TJG940 GT-2000 NEW YORK4 SW



昨今のマラソンブームに乗って今最も売れてて、
一般ランナーの多くの方が履いているであろう
このシューズのシリーズは、実は、
欧米の方の体型や骨格に合わせて作られている。
まさにGBさんのような方にこそ合うシューズなのだ!

GBさんのシューズのサイズは31.0cm。
取り寄せたらシューズの箱もめちゃデカかったです。
25.0cmのランニングシューズの箱を乗っけて比較↓


同じく25.0cmのシューズと並べるとほら!↓
デッカイもの見たらテンション上がります。
いやっほーーい!


装着するオーダーメイド・インソールは、
最上級インソールゼロ・アムフィットだぜ!
川見店主が入魂のアムフィット装着作業へ!


アムフィットと格闘する川見店主。がんばれー!


「うぬ……ぬぬぬ」
ゼロ・アムフィットをはめ込むのも一苦労↓


どぉおおうりゃああーーい!
ゼロ・アムフィット装着完了でーい!


はい、こっちからもどうじゃーーい!


さぁさぁさぁ、GBさん、履き心地はいかがでしょーかー!

GBさん:「右足はぴったりですね。スゴクいい。
     それに比べると左足はブカブカです」

うーむ。
大きい方の右足でシューズのサイズを決めてますから、
左足には4サイズ大きい分どうしてもブカブカになる。
右足と左足のそれぞれのサイズに合わせて
シューズを2足買うのも、ひとつの方法ですが……。

GBさん:「2足買ったらお金がかかっちゃうね」

川見店主:「インソールにもっと
      工夫をしてみましょうか」


こんな感じでアムフィットの微調整を繰り返し、
初日のフィッティングはひとまず終了。
しかし、この「左足がブカブカになる」問題は難しく、
GBさんは1週間後にももう一度ご来店されて、
何度も何度もアムフィットの調整を繰り返しました。

GBさん:「何回も何回もやってもらってスイマセン」

川見店主:「いいえ、いいえ。
      こんな風にやっていくものなのですよ」


GBさん:「履いてる感じはよくなってきましたよ」

こうしてGBさんからは履き心地のOKをもらって、
フィッティングは終了しました。

川見店主:「あー、すごくムズカシカッタデス(笑)」

GBさん:「ドウモアリガトウゴザイマシタ。
     ナニカアッタラ、マタキマスネ」


深々とお辞儀をしてゆっくりと体を起こすと、
やっぱり見上げるように大きいGBさんでした。

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「ごくろうだった、川見店主。
 足とシューズのことに悩む人が
 世界中にいるかぎり
 我々のミッションに終わりはないのだ。
 なお、このメッセージは自動的に……」


 (ボカーーン!


♪ジャッ、ジャッジャッ、ジャッ、ジャーラ……♪

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これまでのミッション・インポッシブルを読む↓


「歩く」「働く」人のシューズはこんな感じでフィッティング↓





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