オリンピアサンワーズのblog【2005-2017】

「陸上競技のスパイクシューズにインソールを作りたいのですが」

受話器からとても落ち着いた女性の声が聞こえてきました。
お言葉使いもすごく丁寧でいらしたので、
てっきり、陸上競技をやってる中学生か高校生のお母さんからのお問合せだと思いました。

「えーーっと、ご本人様は、何年生でいらっしゃるのでしょうか？」
「社会人です。実業団でやっています」
「・・・ってことは、ひょっとしてご本人様・・・ですか？」
「そうです」
「（あちゃー）失礼いたしました。で、種目は何を？」
「三段跳びです」
「女性で、実業団で、三段跳びされてるんですか！すごいですねぇ！」
「ありがとうございます」
「で、どのくらい跳ばれるのでしょうか？」
「ベストは、12ｍ94ｃｍです」

はぁー12ｍ94ｃｍですか・・・

え？

12ｍ94ｃｍ！？

それって、めちゃめちゃスゴイ記録じゃないですかっ！
もう、日本で○番目みたいな記録じゃないですかっ！


というわけで、すんごい女性トリプルジャンパーＸさんのご来店です。

ご用意したのは、次の２足のシューズ

まずは、
①「歩く走る力を呼び覚ます」ゲルリーク・サンワースモデル
オーダーメイドインソールは、アムフィット・スタンダードです。

このシューズで、もう一度、足にかかる重心の流れを感じていただきたいのですが、どうでしょうか？

Ｘさん：「あははは、どんどん前に進む！」

Ｘさん楽しそうです。

で、次！

②三段跳び用スパイクシューズ　ＴＦＰ341　ＴＰ-ＪＡＰＡＮ

跳躍系のスパイクシューズにゼロ-アムフィット（原板加工）の装着は、
難易度★★★★★
今日も川見店主が挑むっ！

じゅわっ！入魂！装着完了！アーチパット付！

これで、13ｍの大気を切り裂く！

さぁさぁ、どうでしょうか、どうでしょうかーーーっ！

Ｘさん：「アハハハハ、グイグイ行く！」

Ｘさん、やっぱり楽しそうです。
店内の15ｍトラックで、バウンディングをビシバシと決められます。

川見店主との話も尽きず、閉店時間を2時間オーバーしフィッティングが終了。

Ｘさん：「遅くまですいません」

いやいや、全然かまわないんです。
だって、誰が一番しゃべって、誰が一番楽しんでるって、
そりゃあ川見店主なんすから（笑）。

13ｍオーバーの記録を期待しております！