かつてハンマーを投げていた数学の先生の紳士靴に今日のアムフィット!2012年12月26日 12時20分22秒

8年前にS君がオリンピアサンワーズに来たときはまだ大学生だった。

彼はハンマー投げの選手だった。
身長185cm。体重は100kgを越えていた。
山のようなカラダをグルグルと回転させて、
ブンブンとハンマーを放り投げていた。

彼がハンマーを投げるときに着用するスローイングシューズには、
オーダーメイドインソール・アムフィットが装着されていた。

「ピアノ線につながれた重さ7.260kgの鉄のかたまりを、
 より遠くに投げるには、どんなインソールを作ればいいのか?」

答えを探してS君と川見店主が意見を交わすとき、
言葉は哲学的でさえあった。

「回転時に、一点の軸がぶれないように」
「パワーをより速く接地面に伝えられるように」
「最小限のエネルギーさえも最大限に発揮させるように」
「地球の物理法則に従うように」

時にはインソールの硬度を変え、
時には加工に細かな調整を加え、
試行錯誤を繰り返してS君と作りあげたインソールの数々は、
今もS君のアムフィット作成データに記録されている。

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で、今や高校の数学教師になったS先生に今日のアムフィット!
は、その山のようなカラダで生徒をガッチリ受け止める
2足のシューズをフィッティング!

川見店主が今日もアムフィットを削る!
アムフィット加工中の川見店主


1足目
ビッカーLEにアムフィット!
このシューズが、トレーニングシューズの
最高峰であることを知る人は少ないのである。
ビッカーにアムフィット!


2足目
アシックス・ペダラ紳士靴にアムフィット!
ワイズ(足幅)4Eで、S先生の規格外な足もちゃんとおさまります。
アシックス・ペダラ紳士靴にアムフィット


最近は、ご自身がハンマーを投げる機会はほとんどなくなったそうですが、
陸上部の顧問として、投てき選手を育成されていらっしゃるそうです。

ますますのご健勝をお祈りいたしまする!


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