オリンピアサンワーズのblog【2005-2017】

♪ジャッ、ジャッジャッ、ジャッ、ジャーラ……♪

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「お話だけでも聞かせてもらおうと思いまして。
   今、時間いいですか？」

お昼過ぎ。その男性は店の扉を開けてそう言った。
どうぞどうぞ。
何か足のことでお困りなのでしょうか？

「実は、趣味でゴルフをやってるんですが……」

お話をお聞きすると、その男性ATSさんは、
アマチュアゴルフの選手権なんかにも出場されてて、
もっともっとプレーを上達させたいと思ってらっしゃる。
しかし、外反母趾にホトホト悩まされているとのこと。

Aさん：「どんなシューズを履いても足が痛くなるんですよ。
　　　 　ホールを周っていて、ツラくて仕方ないんです。
　　　 　そんな悩みはインソールで解決するもんですかね？」

うーむ……インソールも大事なんですが、
それ以前に履いていただくシューズが問題です。
いくらインソールが足に合っていても、
シューズが足に合ってなければいい感じにはならないんです。

Aさん：「あ、そうか、なるほど、それはそうですね。
　　　 　今、車にシューズを積んでますんで持ってきます」

駆け足で店を出て、ふたたび戻ってこられたATSさんの両手には、
3足のシューズが。
2足はゴルフシューズ、1足はウォーキングシューズです。

Aさん：「どうですかね？私の足に合ってませんかね？」

そーですねぇ……ゴルフシューズの2足は、
先に向かってかなり細めのつくりですから、
親指の付け根の骨が当たって痛いんじゃないですか。

ここが痛くなる「外反母趾あるある」↓


Aさん：「そう！どれを履いてもここが当たって痛いです」

だから、骨が強く当たるこの部分は、
ゴルフシューズも革が伸びて出っぱってしまってます。

Aさん：「ほんとだ。クツのかたちが変わってる」

もう1足のウォーキングシューズの方は、
全体的につくりが大きいんじゃないでしょうか。

Aさん：「この骨のでっぱりが当たらないように
　　　　大きさに余裕のあるのをと思って買ったんですよ」

でもこれ、クツの中で足がゴソゴソと動いて
歩きにくくはないでしょうか？

Aさん：「確かに、言われてみればそうですね。
　　　　 でも、これまで足に合った靴を履いたことがないから、
　　　 　何が「自分に合った」靴なのかがわからないのですよ。
　　　 　じゃあまずは、普段の仕事用の靴をお願いしようかな」


つーわけで、まずは紳士靴に今日のアムフィット！
ご用意したのは、アシックスのペダラWS409Dです。
装着するオーダーメイド・インソールは、
アムフィット・スタンダード。
外反母趾を克服せよ！
川見店主が入魂のアムフィット装着作業へ！

じゃかじゃん！
ペダラ紳士靴にアムフィット装着完了！

はいこっちからもでけでん！

さぁさぁさぁ、履き心地はいかがでしょーかー！

Aさん：「へぇー、こんな感じになるんですね。
 　　　　土踏まずがしっかり支えられてるのを感じます。
　　　 　気持ちいい。歩きやすいですよ」


さて、問題はゴルフシューズ。

Aさん：「今週末にまた一日中ホールを周るんです。
　　　 　それまでにシューズとインソールを間に合わせたい。
　　　　 とにかくゴルフの時の足の痛みをなんとかしたいです」

ああ、でもすいませんATSさん、
当店ではゴルフシューズを取扱ってないんです。

Aさん：「じゃあ、どこのどんなのを選べばいいんでしょう？
　　  　　おすすめがあれば買ってきます」

うーむ……「おすすめ」とかって言えませんが、
過去にフィッティングしたゴルフシューズでは、
こんな方とか、こんな方がいらっしゃいます。
このメーカーのシューズは、なかなかに足の骨に優しいかたちでした。

Aさん：「わかりました。
　　 　　この店、何時まで営業されてますか？
　　 　　ゴルフシューズを探し出してきます。
　　 　　待っててください！買ってきますから！」

店を飛び出していかれたATSさん。

2時間後。
ATSさんが戻ってこられた！その手には……

Aさん：「見つけてきましたよ（笑）」

うわ！ホントにゴルフシューズを買ってこられた！
なんという執念！まいりました！

さすがに驚く川見店主↓

つーわけで、ecco社のゴルフシューズにも今日のアムフィット！
ご持参されたのはこれです↓

装着するオーダーメイド・インソールは
最上級インソールのゼロ・アムフィットだぜ！
川見店主、入魂！

どぉおおうりゃああい！
エコー社のゴルフシューズにゼロ・アムフィット装着！

こっちからもゼロ・アムフィットいよっしゃーい！

週末、ATSさんは無事に新しいゴルフシューズで、
2ラウンド（18ホール×2回）も周られたそうです。
立ちっぱなし歩きっぱなしで7-8時間。
そして、プレーを続ける中で新たに見つかった
インソールの問題点を解決すべくふたたびのご来店。
川見店主がアムフィットに細かな調整を加えました。

Aさん：「ああ、また履いた感じが変わりました」

ATSさんはゴルフのスウィングを繰り返しながら、
足の裏の感覚を確かめられます。

Aさん：「いい感じです。いけると思います」

今回のミッション・インポッシブル、
「不可能」を「可能」にしたのは、
ATSさんの「情熱」と「執念」だった――という話。

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「ごくろうだった、川見店主。
　しかし、外反母趾の人が存在する限り
　我々のミッションに終わりはないのだ。
　なお、このメッセージは自動的に……」
　（ボカーーン！）


♪ジャッ、ジャッジャッ、ジャッ、ジャーラ……♪


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「歩く」「働く」人のシューズはこんな感じでフィッティング↓

オリンピアサンワーズの外反母趾対策を詳しく↓