石川県からいらっしゃい！110kgをうぉうりゃあっと持ち上げる大学生ウェイトリフティング選手に今日のアムフィット！: オリンピアサンワーズのblog【2005-2017】

彼はバスに5時間ほど揺られて店にやってきた。
石川県からお越しの大学生、
MSYKくんはウェイト・リフティングの選手である。
56kg級で、最高110kgをエイヤっと持ち上げる。
すごいね！

MSYKくんがウェイトリフティングをはじめたのは
中学3年生だったという話だ。
彼はメキメキと力をつけていった。
高校時代は全国インターハイにも行った実力の持ち主だ。

しかーーーし！

Mくん：「ケガと故障で、歯車が狂いはじめました」

高校2年の時、バーベルを上げる瞬間に左手首が折れた。
指も腱鞘炎（けんしょうえん）になった。
股関節にも故障を抱え、おまけに膝や肩も痛めている。
今や彼のカラダは、満身創痍（まんしんそうい）である。


しかーーーーーし！（2度目）


彼はこのままでは終われんのだ！
その若き生命と情熱のすべてを1本のシャフトに託し、
仁王のごとく阿修羅のごとく
二本の足を大地にめりこませて立ちはだかり、
己の限界を超えた重量を地表から頭上へと
高々と掲（かか）げながら勝利の雄叫びをあげるまで、
彼はあきらめるわけにはいかんのだーーっつ！

早速に足型測定を行い、川見店主とMSYKくんは相談する。
作成するインソールの方向性が決定する。
今回のシューズのフィッティングには少々時間がかかりそうだ。
MSYKくん、お昼時の到着でお腹が減ってるでしょう。
今のうちに腹ごしらえをしてきてはいかがでしょうか？
せっかく大阪に来たんだもんね、何がいいかな？
そうだ、駅前にはボリューム満点の
某高級中華料理店「餃子の○将」が2軒もあるよ。（←自慢か）

Mくん：「『○将』は金沢市にもありますよ（笑）」

な、なんですって！
そんなに広く展開されているのか「○将」は！（←今さら）

Mくん：「じゃあ、お昼ご飯を食べてきます」

つーわけで、
ウェイト・リフティングシューズに今日のアムフィット！
装着するオーダーメイド・インソールは、
もちろん最上級インソールのゼロ・アムフィットだぜ！
しかも、硬度はちょい硬め70度のスペシャル仕様だぜ！

アムフィットの装着難易度は星4つ半★★★★☆！
川見店主、入魂！

今回のウェイト・リフティングシューズは
MSYKくんのお持込みでアシックスの別注です。

どぉおおおうりゃああああー！
ちょい硬めのゼロ・アムフィット装着完了！

ゼロ・アムフィットよ、MSYKくんの全重量を受けて、
地球との狭間で揺るぎなく足を支えろ！
こっちからもゼロ・アムフィット！
うおおおぅりゃあああああーーー！

MSYKくんもお昼を済ませて帰ってきました。

さぁさぁフィッティングはここからが勝負なのだ。
MSYKくん、履き心地はいかがでしょーかーー！

Mくん　：「ああ、すごく足もとが安定します。
　　　　　　足が地面からガッチリと動きません」

川見店主：「足元の重心がブレないように、
　　　　　　アムフィットの外側からも内側からも
　　　　　　しっかり支えるように作ってあるからね」

MSYKくんは両脚を広げて力士のようにゆっくりと腰を落とす。
そのままじっくりと地面を踏みしめ、足の裏の感覚を味わっている。
そして、「クラッチ」「クリーン＆ジャーク」
と呼ばれる重量挙げの動作を繰り返すのだった。

それからも、あれやこれやと相談しながら
アムフィットの微調整を何回も行って、
約6時間にわたるフィッティングは終了（昼食込み）。

ふたたびMSYKくんは車上の人となった。
バスに5時間揺られ、石川県へと帰っていった。
ご健闘を祈ります。

うぉおおううりゃあーー！