オリンピアサンワーズのblog【2005-2017】

マラソン・ランニングに挑戦するみなさんを勝手にワイワイ応援ブログ
「Are You Ready？ 2013-2014」

第35回目のご登場は、社会人ランナーTさん（男性）です。

Tさんがご来店された時、店内のテレビでは、
F選手の走る出雲駅伝を映していました。

Tさん　：「ああ、出雲駅伝・・・・・・なつかしい」

Tさんは、陸上競技の最強豪高校のご出身。
全国高校駅伝では都大路も走られたし、
大学時代には、この出雲駅伝も、箱根駅伝も走られました。
（Tさんの母校は今年の箱根駅伝で優勝しました）
ちなみに、Tさんの現役時代の記録はこんな感じ。

・800ｍベスト　　　１分４９秒
・1500ｍベスト　　３分４８秒
・5000ｍベスト　　１４分２８秒

うぅうわ、すっごい！

Tさんは社会人になってからも走ってこられました。
昨年からはフルマラソンを想定したトレーニングを開始。
で、今年の2月、初フルマラソンに挑戦されたのですが、
そのお話は、ビックリが満載でした。

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Tさんは、ハーフマラソンを77分で走ったことがある。
このレースで自分が3時間を切るのは当然だと思っていた。
しかし、明確な目標タイムを設定しているわけではなかった。
「いけるところまでいってやる」という覚悟だけがギラギラしていた。

スタートからすっ飛ばした。
カラダはキレすぎるほどキレて、スピードにノリまくった。
ちょうど折返し地点に来たとき、
このままのペースで走ればどれくらいの記録になるか気になった。
Tさんには、「腕時計をして走る」という習慣がない。
いつもカラダの感覚だけで走ってきたからだ。
近くを走っていたランナーに声をかけた。

「このままのペースでいくと、どれくらいで走れますかね？」
「え？・・・に、2時間40分・・・くらいだと思いますよ」

まだまだカラダはキレまくっている。
よぅし！このままいってしまえ――。

しかし、Tさんの足は、35ｋｍ付近でバッタリと動かなくなる。
それからは、キロ8分のペースまで落ち込んだ。

Tさんの初フルマラソンは、3時間1分での完走になった。

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Tさん　：「フルマラソン、なめすぎてましたね。
　　　　　　やっぱり、腕時計はせなあきませんね（苦笑）」

Tさん、腕時計なしで走られたのもそうですが、
もう、なにからなにまで、ビックリです。
でも一番のビックリは、
折返しで声をかけられたランナーだったんじゃないでしょうか。
そんな距離まで、そんなスピードで走ってきて、
そんな質問を受けるなんて初めての経験だったと思います。

さて、Tさんが、今シーズンの大本命レース
2014年2月2日開催の別府大分毎日マラソンに向けて、
本格的なトレーニングを開始される今日のアムフィット！
ランニングシューズはこちら↓
TJL418　LYTERACER　TS 2　WIDE

装着するオーダーメイドインソールは、アムフィット・スタンダード。
川見店主がアムフィット装着作業に突入！

いよっし！ライトレーサーにアムフィット装着完了！

こっちからも、どん！

Tさんに「腕時計をつけて走る習慣」がないのは、
現役時代のTさんには、
走っている時に時計を見ている暇なんてなかったからだ。

日本のトップレベルで戦ってきたTさんにとって、
「走る」とは、
練習であれ、試合であれ、いつも
「勝つか、負けるか」、
「生きるか、死ぬか」、
だっのだ。

今、Tさんがフルマラソンを「走る」ときも、
その勝負感は変わらない。
「2時間40分を切れるか」、
もしくは、
「途中でぶっつぶれるか」。

Tさんご自身のイメージする「走」の理想は、

「地面の反発力を活（い）かせる走り」
「足の接地時間を短くして、スピードに乗せる走り」

そのために、どんなトレーニングが必要なのか？
どんなシューズとインソールが可能にするのか？

オリンピアサンワーズとTさんとは、
もう5年のお付き合いになりますが、
「走」の理想の追求には、終わりがなさそうです。

それでも、3時間1分。
Are You Ready？

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