ウルトラ100kmマラソンを走るためには、なぜ2足のランニングシューズが必要なのか?~Are You Ready 2015(13)2015年08月06日 19時45分05秒

マラソン・ランニングに挑戦するみなさんを勝手にワイワイ応援ブログ
「Are You Ready?2015-2016」

第13回目は、サブフォーランナーOMさん(男性)がご登場です。

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OMさんが初めてオリンピアサンワーズに
ご来店されたのはちょうど一年前
当時のOMさんはランニング歴3年ほどで、
フルマラソンの自己ベスト記録は3時間50分と、
すでにサブフォーを達成されてました。
2か月後にはウルトラ60kmに挑戦されるってお話で、
初めての「42.195km越え」のために
2足のランニングシューズをフィッティングしました。
2014年7月のリアルご来店記事

その後、OMさんは、
9月に京丹後ウルトラ60km6時間28分で見事に完走。

2015年が明けてからのOMさんは、
フルハーフマラソンにギアチェンジして勝負。
レース用のシューズもフィッティングされて、
2015年1月のリアルご来店記事
マラソンシーズンの後半をすっとばされました。

・01/25 大阪ハーフ     1時間47分
・02/15 泉州国際マラソン  3時間48分
・03/15 鳥取マラソン    3時間54分



余裕の笑顔で走るOMさん@大阪ハーフ2015↓
川見店主:「OMさん、もっと飛ばしてー!」
OMさん :「わははは」
この画像の元記事はこちら


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OMさん、こんにちは。
おひさしぶりでございます。

OMさん:「出場レースが決まりましたので
     またシューズをお願いします」


今年のレースはどんなご予定なのでしょうか。

OMさん:「まずは9月に京丹後ウルトラマラソンです。
     今年は100kmです」


だーーっ!
OMさんも遂に100kmに挑戦ですかーー!

川見店主:「ああ、OMさんまで……。
     100kmはカラダに悪いですよー」


OMさん:「大丈夫ですよ。がんばりますよ(笑)」

川見店主:「100kmを走られる時は、
     シューズは2足ご用意されて、
     途中で履き替えていただきたいです」


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ここで今日の大事なテーマ。

「ウルトラ100kmマラソンを走るために
 なぜ2足のランニングシューズが必要なのか?」

暑い季節に長時間にわたってマラソンを走ると、
ランニングシューズの中は、
1)カラダの熱」でけっこう高温になる
2)汗で湿度が高くなる。

この「高温」「多湿」な状態は、
「どうぞどうぞ、クツずれ起こってくださいねー」
という環境なのだ。

それだけじゃーない。

ランニングシューズのアウトソールは、
3)走ることで体重の3倍以上の衝撃を
 繰り返し、繰り返し、受けつづける。

4)地面の熱も受けて高温になる
結果、アウトソールのゴムは、
走るほどに、やわらかく、不安定になっていく。


つまり、マラソンを走るというのは、
足とシューズにとって最悪な行為の連続なのだ。
「どうぞどうぞ、足にトラブル起こってくださいねー」
という環境なのだ。
だから、42.195kmや100kmもの距離を走って
足に何のトラブルもなければ、それは「奇跡」に近いのだ。

「レース中のシューズ」は
「温泉マーク」に使っていいぐらいにアツい↓


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――なのでOMさん、
途中でランニングシューズを履き替え、
足元の環境をリフレッシュすることが、
100kmという途方もない距離を走ってもなお、
足を守れる方法だと考えます。

OMさん:「わかりました。おまかせします」

つーわけで、
初めての100kmで完走目指す今日のアムフィット!
ご用意したのはこちらのシューズ↓
TJL427 LYTERACER TS 3 Wide



ライトレーサーを色違いで2足ご用意いたしました。
装着するオーダーメイド・インソールは、
最上級インソールゼロ・アムフィットです!

真夏のインソール工房も激アツで「変形」しそう。
首にタオルという川見店主の姿もお許しあれ。
入魂のアムフィット装着作業へGo!


はい1足目!
ライトレーサーにゼロ・アムフィット装着どん!


どん!



2足目どん!


色違いでどん!


100kmという距離は「内臓がやられる」、
ということもOMさんは重々承知なんだそうです。

OMさん:「私はフルマラソンを走ってさえ
     カラダにこたえます。
     レース後は食べ物も飲み物も、
     カラダは何も受け付けなくなります」


そんな思いまでしてマラソンを走られるのは、
それ以上のものがあるからなのですか?
例えば、ゴールした時の達成感とか……

OMさん:「いえ、達成感なんてまったくないです。
     そういうの感じたことないですよ。
     ただひたすらシンドイだけです(苦笑)」

それでもOMさんは走りつづけるのですね。

OMさん:次のレースこそは
     もっとうまく走れるんじゃないか、

     そう思って走りつづけてます」


ああ、それがOMさんの走る「理由」。

ご健闘を、ご生還をと祈っております。


<「次こそは」――挑戦しつづける人の言葉。>
 Are You Ready?

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