いろんな人の大阪マラソン2012(番外編) ― 2012年11月30日 10時47分57秒
すべてのランナーがオリンピアサンワーズの前を走り過ぎていった。
3万人のランナーに埋め尽くされていた道路はすでにガランとしていて
さきほどまでの喧騒がもはや夢か幻のようだ。
カラダは冷えきっている。
手も足もかじかんで、感覚がなくなっている。
そろそろ店内にもどって、あったまろう。
そう思って僕が引き返そうとしたとき、
近くで補助員をされていた女性に声をかけられた。
女性:「たくさんのお知り合いが走られたんですね」
川見店主や僕が、走り過ぎるお客さんに手をふったり、
ハイタッチしたりしているのをずっと横で見ておられたようだ。
ボク:「知り合いというか・・・ウチのお客さんなんです。ここが店です」
女性:「あぁ、そうだったんですか」
僕は、オリンピアサンワーズのことを簡単に紹介する。
女性:「だから、みなさんは、シューズを指差しておられたんですね」
ボク:「ちゃんとはいて走ってるよ!ってアピールしてくださったんです」
この女性、ご自身は大阪マラソンの抽選に外れてしまったけれど、
どんなかたちでも大会に参加しようとボランティアを志願されたそうだ。
この日は、朝7時に集合だったとか。
ボク:「そんなに朝早くから!」
女性:「もう、カラダがカチコチです」
ボク:「今日は、寒かったですよね」
他の補助員の人たちが、沿道に等間隔に並べられた
カラーコーンの回収にまわってくる。
まだ、補助員のみなさんの仕事は終わっていない。
ボク:「じゃあ、お先に失礼します。おつかれさまでした」
僕が一礼して去ろうとすると、
来年こそは、とその女性は言った。
女性:「来年こそは、私も走りたいと思います」
いろんな人の、42.195km
3万人のランナーに埋め尽くされていた道路はすでにガランとしていて
さきほどまでの喧騒がもはや夢か幻のようだ。
カラダは冷えきっている。
手も足もかじかんで、感覚がなくなっている。
そろそろ店内にもどって、あったまろう。
そう思って僕が引き返そうとしたとき、
近くで補助員をされていた女性に声をかけられた。
女性:「たくさんのお知り合いが走られたんですね」
川見店主や僕が、走り過ぎるお客さんに手をふったり、
ハイタッチしたりしているのをずっと横で見ておられたようだ。
ボク:「知り合いというか・・・ウチのお客さんなんです。ここが店です」
女性:「あぁ、そうだったんですか」
僕は、オリンピアサンワーズのことを簡単に紹介する。
女性:「だから、みなさんは、シューズを指差しておられたんですね」
ボク:「ちゃんとはいて走ってるよ!ってアピールしてくださったんです」
この女性、ご自身は大阪マラソンの抽選に外れてしまったけれど、
どんなかたちでも大会に参加しようとボランティアを志願されたそうだ。
この日は、朝7時に集合だったとか。
ボク:「そんなに朝早くから!」
女性:「もう、カラダがカチコチです」
ボク:「今日は、寒かったですよね」
他の補助員の人たちが、沿道に等間隔に並べられた
カラーコーンの回収にまわってくる。
まだ、補助員のみなさんの仕事は終わっていない。
ボク:「じゃあ、お先に失礼します。おつかれさまでした」
僕が一礼して去ろうとすると、
来年こそは、とその女性は言った。
女性:「来年こそは、私も走りたいと思います」
いろんな人の、42.195km
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