「川見店主、ハリマヤを語る。」がはじまります! ― 2013年02月02日 20時05分54秒

人類史上初(多分)のハリマヤ特集サイトで新企画!
「川見店主、ハリマヤを語る」
がはじまりましたっ!
第一回目の内容は、
日本のランニングシューズの歴史で
間違いなくターニングポイントとなった、
あの人とあの出来事にまつわるお話です。
今後の展開は、
ハリマヤとオリンピアサンワーズの歴史を掘り起こしながら、
「開運!なんでも鑑定団」に出品された
金栗四三さんのマラソンシューズの正体に迫っていきます。
「鑑定」にあたって、
私たちが経験したスリリングな“謎解き”。
1足のシューズをめぐって、点と点がつながり、
やがては日本マラソンとランニングシューズ
100年の壮大な物語が浮かびあがってきます。
連載4回、週1回の更新予定。
「鑑定団カチコチインタビュー」みたいに
また、川見店主が語りまくりはじめたら、
回数も増えるかもしれませんし、
編集に手間取って更新がのびのびになるかもですが、
気長にお付き合いいただければ幸いです。
次回もお楽しみに~!
今年の箱根駅伝を区間2位で激走したFくんのランニングシューズに今日のアムフィット! ― 2013年02月03日 18時38分06秒
今年の正月は特別だった。
1月2日。
箱根駅伝の第1区をFくんが区間2位で激走してくれたからだ。
1月2日。
箱根駅伝の第1区をFくんが区間2位で激走してくれたからだ。
Fくんがオリンピアサンワーズに初めて来てくれたのは、
7年前、彼が中学2年生の時だった。
メキメキと力をつけた彼は、高校時代も駅伝の強豪校で活躍、
全国駅伝では“第1区”の走者として
都大路(みやこおおじ)を堂々とかけ抜けてくれた。
全国高校駅伝の“第1区”は、
全12区間中で最も長い10kmの距離を走るため、
各校ともにチームのエースを投入する。
だから“花の1区”と呼ばれ、高校生ランナーの「夢」である。
駅伝“第1区”の走者には、レースの流れをつくる勝負強さ、
プレッシャーに負けない精神的なタフネス、
そして何より、「この選手なら間違いない」
という走りの絶対的な安定感が求められる。
Fくんは箱根でも、“第1区”で見事に勝負を切り開いた。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆
東京のM大学競走部に所属する2年生ランナー
Fくんから2足のランニングシューズが送られてきました。
Fくんレベルの選手になると、メーカーがシューズを提供してくれます。
いいねっ!
でも、Fくんのためのスペシャルなインソールは、
オリンピアサンワーズしか作れないのであるっ!
だから、インソールを装着して送り返すのであるっ!
アムフィット加工前に、川見店主がFくんと電話で作戦会議。
どんなインソールを作るのかは、Fくんとの秘密です。
Fくん :「川見さんあっての、今の僕ですから」
川見店主:「またまた~、うまいこと言うようになって~」
Fくん :「わははは!」
というわけで、Fくんのランニングシューズに今日のアムフィット!
オーダーメイドインソールは、いずれも原板加工のゼロ・アムフィット!
Fくんのアーチ(土踏まず)はすごく高いが、ほーら、足型を完全再現!

川見店主が秘策のアムフィットを加工中!

ズバンっと1足目!
TARTHER-JAPAN にゼロ・アムフィット!このインソールの迫力よ!

ズババンっと2足目!
TARTHERZEAL にゼロ・アムフィット装着完了!

こっちからは、ずどーーーん!

Fくんが目の前でシューズのはき心地を確かめるわけではないから、
川見店主は心配でならないようです。
それでもこうやってシューズとインソールを送ることができるのは、
よほどの信頼関係があってのことです。
記録をたどってみると・・・・・、
おお、Fくんのランニングシューズは、
これまでに実に40足以上をフィッティングしています。
川見店主:「Fくんのこと心配やから、これから毎日メールするよ」
Fくん :「川見さん、それは、カンベンしてください(笑)」
わははは。
こんな冗談のやりとりも、信頼関係があってのことですね。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆
今年の正月は、特別だった。
箱根駅伝はFくんの夢であったし、
オリンピアサンワーズの夢でもあったのだから。
「夢」は今や、等身大の「現実」となり、「実績」となり、
次のステップへと昇る「足場」となった。
ここからまた、さらなる「夢」を目指して、
Fくんとオリンピアサンワーズの戦いはつづくのであるっ!
Fくん :「川見さん、それは、カンベンしてください(笑)」
わははは。
こんな冗談のやりとりも、信頼関係があってのことですね。
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今年の正月は、特別だった。
箱根駅伝はFくんの夢であったし、
オリンピアサンワーズの夢でもあったのだから。
「夢」は今や、等身大の「現実」となり、「実績」となり、
次のステップへと昇る「足場」となった。
ここからまた、さらなる「夢」を目指して、
Fくんとオリンピアサンワーズの戦いはつづくのであるっ!
週4日もハードにプレーする社会人テニスプレーヤーに今日のアムフィット! ― 2013年02月05日 19時00分22秒
高校時代にテニス部だったTMさんは、社会人になって
しばらくはテニスから離れた時期もあったそうですが、
再びテニスをはじめられて、もう10数年になるそうです。
オリンピアサンワーズへは、一年に一度、
ちょうどこの時期にシューズとインソールを新調に来られます。
TMさんは、テニスが大好きなんですねぇ。
週にどれくらいプレーされるんですか?
TMさん:「週に4回ほどです」
ボク :「週4となると・・・ほぼ毎日ではないですか!
ダンナさんが帰ってこない、って奥さんは怒らないですか?」
TMさん:「ヨメも一緒にプレーしてるんですよ」
ボク :「ああ!それはいいですねっ!」
TMさん:「ヨメをテニスに引き込んだの、ボクなんですけどね(笑)」
なるほどっ!
と思わずうなるTMさんのテニスシューズに今日のアムフィット!
シューズは今年の新商品。できたてホヤホヤ↓
TLL727 PRESTIGELYTE OC-WIDE
しばらくはテニスから離れた時期もあったそうですが、
再びテニスをはじめられて、もう10数年になるそうです。
オリンピアサンワーズへは、一年に一度、
ちょうどこの時期にシューズとインソールを新調に来られます。
TMさんは、テニスが大好きなんですねぇ。
週にどれくらいプレーされるんですか?
TMさん:「週に4回ほどです」
ボク :「週4となると・・・ほぼ毎日ではないですか!
ダンナさんが帰ってこない、って奥さんは怒らないですか?」
TMさん:「ヨメも一緒にプレーしてるんですよ」
ボク :「ああ!それはいいですねっ!」
TMさん:「ヨメをテニスに引き込んだの、ボクなんですけどね(笑)」
なるほどっ!
と思わずうなるTMさんのテニスシューズに今日のアムフィット!
シューズは今年の新商品。できたてホヤホヤ↓
TLL727 PRESTIGELYTE OC-WIDE

ワイズ(足幅)が広く、アーチ(土踏まず)の高いTMさんの
オーダーメイドインソールは、原板加工のゼロ・アムフィットです。
これで、足をしっかり包み込む!
オーダーメイドインソールは、原板加工のゼロ・アムフィットです。
これで、足をしっかり包み込む!

川見店主が今日もアムフィットを削る!

しゅばんっ!ゼロ・アムフィット装着完了!

こっちからも、しゅばんっ!

TMさん :「そうそう、『なんでも鑑定団』、見ましたよ!」
川見店主:「うわっ、ありがとうございます」
TMさん :「やっぱり、あのシューズ、すごかったんですか?」
川見店主:「すごかったですねーーっ」
TMさん :「へぇーーーーっ!」
こんな会話もありながら、川見店主とTMさんは、
今後のインソールについてもなにやら相談しています。
川見店主:「週4で1回につき2時間のプレーはハードです。
インソール1足では、もたないんじゃないですか?」
TMさん :「そうなんですよ。前のインソール、もうボロボロなんです」
川見店主:「少し硬めのインソールも使用されたらいかがですか?」
硬度70度のちょい硬めインソールは、キレのあるプレーに向いてます。
普通の(硬度60度)と、ちょい硬め(硬度70度)のと、
シューズ1足に2種類のインソールを使い分けていただけたら、
間違いなくパフォーマンスの幅は広がります。
TMさん:「それ、いいですねぇ!帰って、大蔵省に相談します(笑)」
なるほどっ!
と思わずうなる、模範的なご回答!
では奥様、もしこのブログをお読みでしたら、
ダンナ様のちょい硬めインソールを
何卒、何卒、よろしくお願いいたします!!
(追記)
この5日後、TMさんは硬度70度の“ちょい硬めインソール”をお作りになられました。
よかったーー!
コレが、ちょい硬めゼロ・アムフィット↓
普通の(硬度60度)と、ちょい硬め(硬度70度)のと、
シューズ1足に2種類のインソールを使い分けていただけたら、
間違いなくパフォーマンスの幅は広がります。
TMさん:「それ、いいですねぇ!帰って、大蔵省に相談します(笑)」
なるほどっ!
と思わずうなる、模範的なご回答!
では奥様、もしこのブログをお読みでしたら、
ダンナ様のちょい硬めインソールを
何卒、何卒、よろしくお願いいたします!!
(追記)
この5日後、TMさんは硬度70度の“ちょい硬めインソール”をお作りになられました。
よかったーー!
コレが、ちょい硬めゼロ・アムフィット↓

TMさん、またご使用感などお聞かせくださいね。
今週のすっぽりもうふその後。 ― 2013年02月06日 18時14分37秒
“すっぽり毛布”とチビタ先生のその後。

5日前。
チビタ先生は、「紙袋を見ると中にもぐりたくなる」という習性をお持ちです。
そこで、川見店主は考えました。
紙袋を出したら、そこにもぐりこんで、そのままの感覚でもって、
ついでに“すっぽり毛布”にも、もぐりこんでくれるんじゃないかと。
しかし!
こちらの意に反して、紙袋の上に乗っかってしまわれる↓

こんなはずではなかった!

3日前。
なぜか先生は、紙袋の上がお気に召されたご様子。
横にある“すっぽり毛布”の置き方にご注目である。
川見店主の苦労が見えるようではありませんか。
ぽっかり開いた“すっぽり毛布”の入り口は、
「いつでも、すっぽり、もぐりこんでくださいよ」
って、大手を広げて待っているようではありませんか!
ここまですれば、先生も“すっぽり毛布”が気になっているはず!

昨日。
すましていらっしゃいますけれど、
ほら、そのお顔は、ぜったいに気になってるって!
見てないふりしてるけど、後頭部が意識してるって!

木曜サブスリー劇場~無謀か?それとも運命なのか?マラソン歴2年の男性ランナーが別府大分マラソンに挑んだ話。 ― 2013年02月07日 11時40分48秒
【シーン1】:2月3日の朝
朝、出勤してパソコンを立ち上げると、メールが届いていた。
画像が添付されている。
陽が昇り、夜が明けようとしている別府湾の写真だった。
朝、出勤してパソコンを立ち上げると、メールが届いていた。
画像が添付されている。
陽が昇り、夜が明けようとしている別府湾の写真だった。

メールには短い文章が書き込まれている。
「朝だ。いよいよ当日だ。楽しくて、仕方がない。
ガラにもないが、色んなことに感謝して走ろうと思う」
そうだ、今日だ、とボクは思う。
今日、TU-JIさんは、別府大分毎日マラソンに挑戦する。
じゃかじゃーん♪

★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【シーン2】:1月4日のオリンピアサンワーズ
TJさん:「2月3日の別府大分毎日マラソンに
出場することになってよ。
知人に聞いたが、どうやらこの大会、
マジなレースらしいじゃないか」
ボク:「え!TU-JIさん、別府大分ってそれ、
マジもマジ、マジマジレースですよ」
TJさん:「まいったな、出場できる大会を探して
ただ申し込んだだけなんだけどな」
2年前から走りはじめられたTU-JIさんは、
2011年秋の大阪マラソンで初フル挑戦、3時間30分で完走。
そして、まだ記憶に新しい2012年11月の大阪マラソンでは、
3時間9分という好タイムで激走された。
TJさん:「昨年の大阪マラソンの結果で、
ちょっと気をよくしちゃったな」
ボク:「やっぱり……サブスリー狙いますか」
TJさん:「おう、そうこなくっちゃな。
またシューズとインソールを頼むぜ」
年明け早々にご来店いただいたTU-JIさんには、
スピード強化のためのシューズを2足フィッティングした。
(その時の話)
川見店主も相当な覚悟をもってインソールを作成した。
TJさん:「大会本番まで時間はないが……
何か効果的なトレーニングってあるのかい?」
川見店主:「腕ふりの練習。それと、競歩ですね」
TJさん:「競歩?このオレが、あんなに
腰をウネウネさせて歩くのかい?」
そんなことを言いながらも、
TU-JIさんは店内を腰をウネウネと歩きはじめた。
ああ、TU-JIさんもマジだ、とボクは思った。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【シーン3】:2月3日のレース後
第62回別府大分毎日マラソンのレースは苛烈を極めた。終盤、川内選手と中本選手のすさまじいデッドヒートが繰り広げられた。そして、積極的にレースを揺さぶり続けた川内選手が、勝者となった。ラストスパートをかける彼の形相を見て、手に汗を握らなかった者はいないだろう。

さて、TU-JIさんのタイムは3時間12分30秒だった。
レース後、TU-JIさんはメールで報告くださった。
「気分は爽快、最高のコンデションでスタートしたさ。
気がつくと、キロ4分10秒っていう
ハイペースでカラダが動いてたんだ。
あくまでも自然だった。調子が良すぎたんだ。
ああ、オレはこのまま3時間を切っちまうんじゃないか。
そう思った。が、甘くはなかった。
ハーフの手前でダウンしはじめ、
そこからゴールまでが遠かったのなんのって。
マラソン人生で初めての途中棄権も考えたさ。
でもよ、沿道で応援してる地元のみんなが熱いんだよ。
こんなにいっぱいの人が応援してくれるのかと
オレは泣きそうになりながら走ったのさ」
読みながら、川見店主がつぶやく。
川見店主:「日本のトップ選手たちと、
同じレースのスタートラインに立てるって
とても大きな経験だと思うなぁ」
★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【シーン4】:明かされる真実
TU-JIさんは大健闘された。
間違いなくないすらーん!だった。
それでも、3時間を切れなかったことを
TU-JIさんは悔しく思っておられることだろう。
TU-JIさんの報告はさらに続いていた。
「ところで、大分ってところは最高だな。
とり天・からあげ・だんご汁・関サバ
……美味しいものだらけだ。
しかも『ご飯のおかわり無料』って店が多い。
レース前日に入った店なんか、
580円の親子丼注文してんのに、
別でご飯とお惣菜と味噌汁のおかわりが
永遠に無料なんだぜ!
大分の人って、どんだけご飯食べるネン!
なんで丼物のおかずに白ごはんやネン!
毎日がカーボローディングかよ!
とツッコミ所満載だったぜ。
ま、こんな感じでレース当日までの2日間、
『ここは天国か!』と思いながらの、
ほぼ一人グルメツアー状態の俺だったぜ!」
……TU-JIさんのメールを読み終えた後、
川見店主とボクは静かに顔を見合わせた。
そして、同じことを思った。
嗚呼、TU-JIさん、レース直前に色々食べすぎです!
(完)

※この物語は実話をもとにつくられていますが、
TU-JIさんのキャラクターは、かなりいじってます。
ホントはこんな人。
サブスリーに向かって、TU-JIさんとオリンピアサンワーズの挑戦はつづく!
Are You Ready?
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