アメリカ在住の男性ランナーが2015年のロサンゼルスマラソンを激走した話。~Are You Ready? 2015(104) ― 2015年04月01日 19時50分09秒
マラソン・ランニングに挑戦するみなさんを勝手にワイワイ応援ブログ
「Are You Ready?2014-2015」
第104回目は、
アメリカはカリフォルニア在住ランナーKGさんの
ロサンゼルス・マラソン(LAマラソン)激走記です。
(今シーズンのワイワイブログは、第44回にもご登場)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆
2015年3月15日。
アメリカでロサンゼルス・マラソンが開催されました。
LAですよ。ハリウッドですよ。ビバリーヒルズですよ。
80年代にはエディー・マーフィーが刑事やってて、
90年代には、なだき武と友近が、いやちがった、
ディランとキャサリンが青春してた「高校生白書」の街ですよ。
公式サイトでコース見てるだけでワクワクしてくる↓
さっき大学生にエディー・マーフィーを知ってるか聞いたら
「誰ですかそれ?」と言われました。
ああ、ビバリーヒルズ・コップの時代にキミらはまだ生まれてないや!
以下、KGさんからメールあり。
サブフォー目指して走り抜いたKGさんの命運やいかにー!
-----------------
「いつもお世話になっております。
アメリカから、KGです。
ロサンゼルスマラソンのレポートです。
ブログででも応援して頂いたのに、
悔しくて悔しくて……」
のっけからこの展開。KGさんどうされたんですかー!
「今回のLAマラソンは当日の天候が
記録的な猛暑になるという予報でした。
レース5日前、突然スタート時間が
30分も繰り上げられるという異例の事態に。
それから当日の朝まで、
毎日注意事項のメールが送られてきて、
そこには、
『今大会は暑すぎるのでがんばるな!』
『自分の普段のペースは出せない!』
『今大会が初マラソンのランナーは
タイムを狙わずに大会を楽しむだけに!』
等々と書いてありました」
本番直前に毎日こんなメール来たらビビります。
大会運営側の危機感は相当だったのでしょうね。
ランナーの安全を守るためならやむなしですね。
「レース当日。
急遽のスタート時間変更にも関わらず、
大きな混乱もなくレースはスタートしました。
ちなみに、有森裕子さんは走ってませんでした」
あ、LAには有森さんがいってらっしゃったんですか。
ちなみに現在、この大会の正式名称は、
「アシックス・LAマラソン」なんですね。
「有森さんはスタートゲートの所で、
大会MCと一緒にランナー達を見送ってました。
スタートゲートを通過時する時、有森さんに
『走れへんのかい!』って思わずツッコんだら、
手を振られてしまいました~(笑)」
わははは。
「走れへんのかい!」と有森さんにツッコむ(笑)。
さすが、カリフォルニアの大阪人であられる。
きっと涼しい顔で「スルー」されたであろう
有森さんが見えるようでちょっとおかしい(笑)。
ちなみに有森さんは、「フォー」っと叫びながら、
マラソンを逆走し、バシバシ人を励ます(叩く)人です。
(奈良マラソン2014の有森さんの話)
「スタート時の気温は20度近く。
ロサンゼルスは朝から昼にかけて
気温が10度以上あがるので
ゴール時には30度以上になると容易に想像、
予報通りにこれは暑くなると覚悟しました」
アッついですねー。コっワいですねー。
それでもKGさんは決死の覚悟で挑む!
「大きな交差点ごとには消防の人達が、
消火栓にアタッチメントを付けてシャワー状にして、
ランナーに吹き付けていました。
沿道の人達も思い思いに水鉄砲とか霧吹きで
ランナーに暑さ対策をしてくれていました。
感謝でした!」
こういうのアメリカっぽい!
みんなで盛り上がって楽しむってことに、
アメリカの人たちって天才的でうらやましい。
「さて、僕の走りはと言いますと。
前回出場の2013年ロサンゼルスマラソンでは
練習不足の状態でレースに臨んで、
30km地点で足が売り切れてしまいましたので、
その反省も踏まえてペース抑えめのスタートでした」
ああ、そうでした、そうでした、
2年前、KGさんはこのロサンゼルスマラソンを
最後の5kmを歩きつつ4時間09分で完走されたんでした。
で、KGさんは足が止まるのを「売り切れ」とおっしゃる。
「今回はレース本番までの最後の一ヶ月に
30km走を4本程走れる時間が取れたので、
最後まで走り切れると自信を持っていました。
ところが!」
ところがっ!
どうなったんすか!
「前回よりも前の地点で足が売り切れ……」
あちゃー、今回も足売り切れ!
※イメージ
「Are You Ready?2014-2015」
第104回目は、
アメリカはカリフォルニア在住ランナーKGさんの
ロサンゼルス・マラソン(LAマラソン)激走記です。
(今シーズンのワイワイブログは、第44回にもご登場)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆
2015年3月15日。
アメリカでロサンゼルス・マラソンが開催されました。
LAですよ。ハリウッドですよ。ビバリーヒルズですよ。
80年代にはエディー・マーフィーが刑事やってて、
90年代には、なだき武と友近が、いやちがった、
ディランとキャサリンが青春してた「高校生白書」の街ですよ。
公式サイトでコース見てるだけでワクワクしてくる↓
さっき大学生にエディー・マーフィーを知ってるか聞いたら
「誰ですかそれ?」と言われました。
ああ、ビバリーヒルズ・コップの時代にキミらはまだ生まれてないや!
以下、KGさんからメールあり。
サブフォー目指して走り抜いたKGさんの命運やいかにー!
-----------------
「いつもお世話になっております。
アメリカから、KGです。
ロサンゼルスマラソンのレポートです。
ブログででも応援して頂いたのに、
悔しくて悔しくて……」
のっけからこの展開。KGさんどうされたんですかー!
「今回のLAマラソンは当日の天候が
記録的な猛暑になるという予報でした。
レース5日前、突然スタート時間が
30分も繰り上げられるという異例の事態に。
それから当日の朝まで、
毎日注意事項のメールが送られてきて、
そこには、
『今大会は暑すぎるのでがんばるな!』
『自分の普段のペースは出せない!』
『今大会が初マラソンのランナーは
タイムを狙わずに大会を楽しむだけに!』
等々と書いてありました」
本番直前に毎日こんなメール来たらビビります。
大会運営側の危機感は相当だったのでしょうね。
ランナーの安全を守るためならやむなしですね。
「レース当日。
急遽のスタート時間変更にも関わらず、
大きな混乱もなくレースはスタートしました。
ちなみに、有森裕子さんは走ってませんでした」
あ、LAには有森さんがいってらっしゃったんですか。
ちなみに現在、この大会の正式名称は、
「アシックス・LAマラソン」なんですね。
「有森さんはスタートゲートの所で、
大会MCと一緒にランナー達を見送ってました。
スタートゲートを通過時する時、有森さんに
『走れへんのかい!』って思わずツッコんだら、
手を振られてしまいました~(笑)」
わははは。
「走れへんのかい!」と有森さんにツッコむ(笑)。
さすが、カリフォルニアの大阪人であられる。
きっと涼しい顔で「スルー」されたであろう
有森さんが見えるようでちょっとおかしい(笑)。
ちなみに有森さんは、「フォー」っと叫びながら、
マラソンを逆走し、バシバシ人を励ます(叩く)人です。
(奈良マラソン2014の有森さんの話)
「スタート時の気温は20度近く。
ロサンゼルスは朝から昼にかけて
気温が10度以上あがるので
ゴール時には30度以上になると容易に想像、
予報通りにこれは暑くなると覚悟しました」
アッついですねー。コっワいですねー。
それでもKGさんは決死の覚悟で挑む!
「大きな交差点ごとには消防の人達が、
消火栓にアタッチメントを付けてシャワー状にして、
ランナーに吹き付けていました。
沿道の人達も思い思いに水鉄砲とか霧吹きで
ランナーに暑さ対策をしてくれていました。
感謝でした!」
こういうのアメリカっぽい!
みんなで盛り上がって楽しむってことに、
アメリカの人たちって天才的でうらやましい。
「さて、僕の走りはと言いますと。
前回出場の2013年ロサンゼルスマラソンでは
練習不足の状態でレースに臨んで、
30km地点で足が売り切れてしまいましたので、
その反省も踏まえてペース抑えめのスタートでした」
ああ、そうでした、そうでした、
2年前、KGさんはこのロサンゼルスマラソンを
最後の5kmを歩きつつ4時間09分で完走されたんでした。
で、KGさんは足が止まるのを「売り切れ」とおっしゃる。
「今回はレース本番までの最後の一ヶ月に
30km走を4本程走れる時間が取れたので、
最後まで走り切れると自信を持っていました。
ところが!」
ところがっ!
どうなったんすか!
「前回よりも前の地点で足が売り切れ……」
あちゃー、今回も足売り切れ!
※イメージ
「前回は1km歩けば少し復活して
次の1kmは走れたのに、
今回は全然のち~んでした。。。」
「全然」の「ち~ん」ですか。
「足売り切れ」の擬音は「ち~ん」なんですね。
「しかも、35km以降は水を飲んでも飲んでも
喉の乾きが癒されず、給水ポイント毎に飲む飲む。
んなアホな。。。
前半暑さ対策でこまめに水分取ってたのに。。。。
脱水症状?暑さのせい?
練習方法のせい?年齢のせい?
いろんな思いがぐるぐるしながらゴールしました」
いやー、これ完全に暑さのせいでしょう。
よくぞゴールまでたどり着かれたものです。
「タイムはサブ4を目指していたのに
サブ4.5すらも達成できず。
前回よりも30分も遅い、4時間37分54秒。。。。」
まあでも、大会側からの事前の注意事項にも
『今大会は暑すぎるのでがんばるな!』
『自分の普段のペースは出せない!』
とあったわけですから。
だからKGさん、大健闘だったのですよ!
「暑さというのはここまで影響するものなのでしょうか?
そういえば、気温が1度上がれば、
何分遅くなるとか千葉真子さんが言ってたような……。
今までトライアスロンでもマラソンでも
レース中に足が攣(つ)ったことなかったのに、
今回は攣りそうになることが何度かありました」
昨年(2014)の大阪マラソンもどえらい暑さで。
プロボクサーの長谷○穂積さんも出場してましたが、
脱水でフクラハギが痙攣(けいれん)してたそうです。
どんなスポーツよりも体調管理にはシビアであろう
ボクシングのチャンプでさえそうなっちゃうんですから。
(そのときの話)
だからKGさん、よっぽど暑かったんですよ。
「とにかく、悔しい~。
来年リベンジしてやる!っと思っていたら、
翌日、主催者から一通のメール。
LAマラソンは毎年3月中旬の日曜日に
開催されるのが通例なのですが、
来年は2月14日のバレンタインが日曜日で、
その日に開催することにしたとの旨でした」
大会側も「こりゃーもう3月開催は暑いわ。ムリだわ」
ってなったんじゃーないでしょうか。
「そのメールにはもう一つ。
今年のLAマラソンに出場したランナーには
向こう2日間、特別低料金で参加登録可能だと。
はい。早速登録しました」
今年は暑かったけどこの大会をキライにならないでねと。
レースの環境も整えるし参加費も安くしておくから、
もう一回この大会を走ってみてはいかがでしょうかと。
そういう計らいなんでしょうか。
今大会の暑さにやられて悔しい思いをしたランナーが
たくさんいるってことを大会側もわかってるんでしょうね。
「今年はレースの予定はないので、
じっくりとトレーニングを積んで
来年こそはサブ4を目指します。
これからもシューズをお願いすると思いますが、
よろしくお願いします」
KGさん、おつかれさまでございました!
詳細にわたるレースのご報告もありがとうございました。
では次のレースでサブ4目指して!
LAマラソンは、バレンタインでまたらいねーーん!
<英語で言うと"Legs are sold out."(ウソ)>
Are You Ready?
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