彼女は後輩たちに「記録」と「憧れ」を残した。そして大学でも走りつづける女子スプリンターに今日のアムフィット! ― 2016年04月21日 19時15分47秒
「こんにちは。私のこと、覚えてますか?」
そう言って店の扉を開けた女の子の顔と、
頭の中のどこかに埋もれていた記憶とが
つながるまで時間はほとんどかからなかった。
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彼女は大阪で有数の進学校に通う高校生だった。
そして、スプリンターでもあった。
よく勉強し、走っても学校の誰より速かった。
彼女はよくお店にきてくれた。
スパイクシューズをフィッティングしたり、
新入生のユニフォームやクラブの備品を
チームのまとめ役になって注文してくれた。
時には、学校のことやクラブのことを
高校生らしく楽しそうに話してくれたものだった。
彼女の高校で代々受け継がれる伝統のユニフォームは、
何十年も前からオリンピアサンワーズで作っている。
オーソドックスなランシャツ・ランパンのスタイルだ。
彼女は高校3年生の時、
その伝統のユニフォームとは別に、
セパレート・タイプのユニフォームを
彼女自身の考案で新しくデザインして作り上げた。
その時のカラー・シミュレーション・データ↓
伝統のユニフォームのカラーを基調にデザインした。
そう言って店の扉を開けた女の子の顔と、
頭の中のどこかに埋もれていた記憶とが
つながるまで時間はほとんどかからなかった。
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彼女は大阪で有数の進学校に通う高校生だった。
そして、スプリンターでもあった。
よく勉強し、走っても学校の誰より速かった。
彼女はよくお店にきてくれた。
スパイクシューズをフィッティングしたり、
新入生のユニフォームやクラブの備品を
チームのまとめ役になって注文してくれた。
時には、学校のことやクラブのことを
高校生らしく楽しそうに話してくれたものだった。
彼女の高校で代々受け継がれる伝統のユニフォームは、
何十年も前からオリンピアサンワーズで作っている。
オーソドックスなランシャツ・ランパンのスタイルだ。
彼女は高校3年生の時、
その伝統のユニフォームとは別に、
セパレート・タイプのユニフォームを
彼女自身の考案で新しくデザインして作り上げた。
その時のカラー・シミュレーション・データ↓
伝統のユニフォームのカラーを基調にデザインした。

セパレートのユニフォームを着て試合に出るのは、
女の子たちの「憧(あこが)れ」でもある。
女の子たちは言う。
「だって、あんなユニフォームを着たら、
速く走れないとカッコ悪いじゃないですか!」
つまり、他の女の子から見ても彼女は、
こんなユニフォームを着て速く走れる
カッコイイ選手だったのだ。
高校時代に出した100mの自己ベストは12秒86。
このタイムは、彼女の高校における何十年ぶりかの
女子100m歴代1位記録として歴史に刻まれた。
彼女は後輩たちに「記録」と、
そして「憧れ」を残して高校を卒業したのだった。
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というわけで、本日のお客様はMOちゃんです。
MOちゃんのことを忘れるわけがないじゃないですか。
MOちゃん:「覚えててくれた!うれしい!」
MOちゃんが高校を卒業してもう3年になりますよね?
元気にしてましたか?
MOちゃん:「紆余曲折、色々ありました。
実は、高校を卒業してから……」
川見店主:「へー、そうだったんだ!
大変だったね。
苦労したね。偉いね!!」
紆余曲折の詳しくは書けませんけど、
彼女は今、医学の道に進んでおられます。すごっ!
MOちゃん:「昨年から大学の陸上部に入ったんです。
しばらく何も運動してなかったから、
もう、ぜーんぜん走れなくて。
この前100m走ったら14秒台でした。
めちゃめちゃ情けなかったですー(笑)」
つーわけで、今年は試合にも出るMOちゃんの
短距離スパイクシューズに今日のアムフィット!
ご用意したのはこちら↓
TTP507 CYBERBLADE HF

装着するオーダーメイド・インソールは
最上級インソールのゼロアムフィットです。
川見店主が入魂のアムフィット装着作業へ!

うおおぉっしゃーーい!
サイバーブレードにゼロ・アムフィット装着どん!

はい、こっちからもゼロ・アムフィットどん!

さぁさぁさぁ、シューズのフィッティングは5年ぶり!
履き心地はいかがでしょーかー!
MOちゃん:「すっごい!ピッタリです!
よし、これで走れそうな気がしてきた!」
さて。
毎年、MOちゃんの母校からは、
伝統のユニフォームをご注文いただいてますけど、
MOちゃんがデザインしたセパレートだけは、
「そんなの着れるほどの選手じゃないですー」
って、女子から注文されたことがありませんでした。
でも、今年ついに注文を受けましたよ!
MOちゃん以来のセパレートで走る選手が出現です!
MOちゃん:「すごく速い女の子がひとりいるそうで、
私の歴代記録も塗りかえたんですって」
川見店主:「記録は塗りかえるためにあるからね。
それにセパレートのユニフォームも、
MOちゃんが作ってくれたからこそ、
受け継いでくれる後輩が出てきたのよ。
そうして後輩たちががんばってるのは、
先輩としてうれしいよね!」
MOちゃん:「はい。記録を越されたのは
ちょっとくやしいですけど(笑)」
学業も忙しいけど、陸上競技もつづける。
そんなMOちゃんのがんばる姿もまた、
後輩たちの「憧れ」になることでしょう。
では、MOちゃん、益々のご活躍をお祈りしまーす!
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