この一年に勝負を賭ける大学生長距離ランナーに通算70足目の今日のアムフィット！: オリンピアサンワーズのblog【2005-2017】

SYO-TAくんのことは彼が中学生になった頃から知っている。
お父さんとお母さんと一緒にやって来た彼は、
小学校を卒業したての小さな「男の子」だった。
とある先生に「本気で陸上競技をやるのなら」と
オリンピアサンワーズを紹介されたという話だった。

当時の彼は走ることが大好きだったが、
自分にどんな種目が向いているのかはまだわからなかった。
だから彼は、足型測定用紙の「競技種目」の欄に、
幼さの残るひらがな文字で「なんでも」と書いた。
足のサイズは23.0cm。
今から9年前の、まだ桜が残っている季節の話だ。

中学校の3年間でグングン成長しノビノビ走った彼は、
高校の進学先に京都にある陸上競技の最強豪校を選ぶ。
一般の生徒として試験を受け、入学し、
全国クラスで戦う選手ばかりの陸上部に飛び込んだ。
合宿は23泊もあった。月間400kmを走り込んだ。
（2011年そのときのシューズの話。）
それが全国大会で優勝するチームの練習量だった。
日中は一般生徒として勉学に励みながら、
放課後は陸上部の練習に食らいついていく日々。
毎日、帰宅するときには疲れ果ててフラフラだった。

トップレベルの選手たちの中で過ごす競技生活は、
心身ともにハードなものだったにちがいない。
しかし、この高校3年間が、
彼にとってはかけがえのない財産になっている。
（彼が当時よく付き人をしていた先輩は、
　今年の正月に「箱根」を「越えた」）

大学生になっても彼は陸上部で走りつづけてきた。
（2012年の大学入学後のシュー・フィッティング）
（2013年の60足目のシュー・フィッティングの話）
（2013年のハーフマラソン70分切りの話）

そして、今日、
彼とオリンピアサンワーズが共に走る「10年目」の歴史は、
通算70足目のシューズのフィッティングで幕を開けるのだ！

ご用意したのはこちらのシューズ↓
TMM454 SORTIEMAGIC PR-Wide

つーわけで、
SYO-TAくんのマラソンシューズに今日のアムフィット！
装着するオーダーメイド・インソールは、
最上級インソールのゼロ・アムフィットだぜ！

どぉおうりゃああーい！
ゼロ・アムフィット装着完了だぜ！
マラシューを超高速仕様にチューンアップ！

こっちからもゼロ・アムフィットどうだーーーーっ！

今春、SYO-TAくんは大学4回生になる。
彼はこれからの一年に勝負を賭けている。

彼の「陸上競技者」としての9年間、
調子のいい時も、そうでない時も、
オリンピアサンワーズは一緒に走ってきた。
彼の勝負は、我々の勝負でもある――。

彼と共に最高の勝負に挑む一年にしたいと思います。