その橋の名は「サブスリー」。~Are You Ready? 2015(102)2015年03月28日 19時31分17秒

42.195kmのその先には、1本の橋がかかっている。
橋の入り口にはこんな注意書きがある。

「もしもマラソンをただ楽しみたいなら、この橋を渡るべからず」
「『苦悩』と『歓喜』を背負う"覚悟の者"のみが、この橋を渡れ」

マラソン・ランニングに挑戦するみなさんを勝手にワイワイ応援ブログ
「Are You Ready?2014-2015」

第102回目にご登場は、サブスリーランナーのSATOSHIさんです。
(今シーズンのワイワイブログは、第23回第69回にもご登場)

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SATOSHIさんのマラソンロードは5年前にはじまった。

・2010年春 初フルマラソン 4時間11分
・2010年秋 フル2回目挑戦 3時間51分
・2011年秋 フル3回目挑戦 3時間23分
・2012年春 フル4回目挑戦 2時間59分

そして3年前
SATOSHIさんは遂に「その橋」を渡ってしまったのだ。
橋の「向こう側」にある世界を知ってしまったのだ。
「向こう側」の世界は「歓喜」に満ちていた。
もっともっと「向こう側」へ行きたくなった。
そのために、オリンピアサンワーズへやって来た。

その後のSATOSHIさんの主なレース結果。

・2012年秋 大阪 2時間57分29秒(自己ベスト更新)
・2013年秋 大阪 2時間57分10秒(自己ベスト更新)
・2013年冬 防府 3時間00分18秒
・2014年春 篠山 2時間58分21秒
・2014年秋 大阪 3時間03分46秒
・2014年秋 神戸 2時間57分37秒
・2014年冬 防府 2時間54分00秒(自己ベスト更新)

毎年、毎レース、その橋の上で激闘がつづいた。
SATOSHIさんは、新たに知ってしまった。
その橋の「向こう側」は、「歓喜」と、
そして「苦悩」に満ちた世界でもあったのだ。
2014年の「苦悩と歓喜」はワイワイブログ第69回に

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SATOSHIさん、こんにちは。
ご来店を切に切にお待ちしておりました。

Sさん:「来るのが遅くなってすいません。
    ゆっくり話せる時間をと思ってたので」


2014年のSATOSHIさんは、
12月の防府マラソンで自己ベストを更新して
シーズンの前半戦から折り返されました。

2015年が明けてから出場されたレース結果は、
勝手ながらこちらでも把握しておりますが、
実際にSATOSHIさんからお話をお聞きしなければ、
当店のマラソンシーズンが終われません(笑)。

Sさん:「話せばまた『反省会』になりますよ(笑)」

では、川見店主も交えてレースを振り返りましょうか。

◆◇◆◇◆

・2015年02月01日 丸亀ハーフ 82分18秒

SATOSHIさんは昨年の同大会を79分39秒(自己ベスト)
で走っておられます。
今年の丸亀ハーフはどんなレースだったのでしょう?

Sさん:「年明けからちょっと膝に痛みがでてきまして。
    レースまでに十分な準備ができなかったです」

膝の痛みってことは、
あの腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)ですか?

Sさん:「そうではなかったんですけど
    これは記録が狙えないなぁという感じでした

    だから気持ちは切り替えて
    レース前日は"うどんツアー"でした(笑)」

あ、そっちに切り替えて。
うどん県で、うどんカーボローディングしての82分台。

Sさん:「うどんは合計で8杯食べました(笑)」

川見店主:「そんなに食べて、お腹大丈夫だったの?」

Sさん:「それは大丈夫でしたね(笑)」

◆◇◆◇◆

・2015年03月01日 篠山ABCマラソン 3時間04分31秒

Sさん:「篠山は……天候が最悪でした。
    スタートの時点でカラダが冷え切ってしまった」


あの日はとても寒かったし雨降りだったし。
出場を棄権された方もおられたみたいです。

Sさん:「調子自体は悪くはなかったんですよ」

川見店主:「レース前半は結構な感じで攻めれたもんね」

Sさん :「ウェアの選択もマズかったのかなと。
     ランシャツとアームウォーマーだけで、
     相当に濡れて冷えてしまいました。
     ゴールした後もカラダがガタガタ震えて
     ゼッケンを取り外せませんでしたよ」


かー、そんなにですか。よっぽどだったんすね。

川見店主:「まぁでも……
      そんなこともあってのマラソンだもんね」

Sさん:「そうなんですよね」


このマラソンシューズとゼロ・アムフィットで、
SATOSHIさんは今シーズンのレースを走り抜いた。
インソールの消耗具合が戦いの激しさを物語っていた↓


川見店主:「うーん……やっぱり3時間は切らなきゃ

Sさん:「はい……」

川見店主:「SATOSHIさんは雨でも嵐でも
      どんな状況でも3時間を切らなきゃダメです!


あー、またはじまったー。
川見店主、えらい言いようではないですか。
自己ベストならず、サブスリーならずとは言え、
あんな環境でも3時間04分、
SATOSHIさんは大健闘だったのではないですか。

川見店主:「そんな話、私の口から聞きたくないよね?」

Sさん:「あははは、そうですね(笑)」

川見店主:「次のシーズンまでにスピード強化しなきゃね。
      春夏は5000mとかの
      トラックレースにも出場しなきゃね」


Sさん:「5000m……どれくらいの速さで走れば?」

川見店主:16分は切らなきゃね

Sさん:「かーっ!16分切りですかーっ!」

川見店主:「そう!まだまだ可能性ある!楽しみっ!」

もうね、こんな会話を聞いてたら思うわけですよ。
3時間を切って走りつづけるのってどれだけ大変なんだと。
SATOSHIさんは「その橋」を引き返せばよかったのにと。
でも今となってはそれもムリそうです。
なぜなら、「その橋」の入り口には番人もいたんです↓

サブスリー番人↓


そんなわけで、これからもSATOSHIさんは、
「苦悩」と「歓喜」のマラソンロードを走りつづるのであーる。


<オリンピアサンワーズに来てしまったことが「運の尽き」ですな。>
 Are You Ready?

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