大阪マラソン2015を走った人たちの話（その2）～Are You Reay? 2015(45): オリンピアサンワーズのblog【2005-2017】

マラソン・ランニングに挑戦するみなさんを勝手にワイワイ応援ブログ
「Are You Ready？2015-2016」

第45回目は、大阪マラソンを走った人たちの話、その2！

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9月の歴史街道丹後100kmウルトラマラソンを
9時間04分で激走されたKZNRさん。
今大会で5年ぶりの出場となるフルマラソンを
ななな、なんとの3時間02分で大爆走されました！

以下、KZNRさんから届いたお手紙を元に仮想インタビューです。

KZNRさん、おつかれさまでした。
大阪マラソンはいかがでしたか？

Kさん：「人の多さがえげつなかったです。
　　　　これまでローカルな大会とか、
　　　　丹後の田舎ばっかり走ってましたから、
　　　　3万2千人の都市マラソンがこれほど
　　　　大規模だとは想像がついてませんでした」

「Kブロック」という後方からのスタートでした。

Kさん：「前にも後ろにも人が多すぎてビックリして。
　　　　『こらアカンわ、3時間切るなんて無理や、
　　　　　もう帰ろう』って何回も思いましたよ。
　　　　絶望的な気分になって心折れそうでした」

大阪マラソン（2012）の風景。人、人、人！

スタート地点までに16分27秒もかかったんですね。

Kさん：「スタートしてもまったく前に進みません。
　　　　5分くらいしてやっとぞろぞろ動きだして。
　　　　『なんやねんこれは！』
　　　　って思いながら人並みに流されて歩いてました」

でも帰らなかったんですね（笑）

Kさん：「娘も妹も応援にきてたので
　　　　逃げて帰るわけにもいかず。
　　　　少しづつ走れるようになってきたら、
　　　　気持ちも前向きになってきて、
　　　　ベストを尽くそうと考えるようになれました」

我々はそのような状況を知りませんでしたので、
「KZNRさんが来るの遅いなー。
　3時間くらいで走るっておっしゃってたのになー」
って思いながら店の前で待ってました。

Kさん：「人の間を縫（ぬ）うように走って、
　　　　曲がり角は混んでない外側を大回りして、
　　　　追い抜いて、追い抜いて、
　　　　追い抜きまくりました！」


約3km地点の店の前を通過するKZNRさん。
ここから怒涛の大爆走劇がはじまるのだ！


結局、20710番目にスタートしてから、
19220人抜いて1490位でゴール！
圧巻です。さすがです。まいりました。

Kさん：「時速14.5～15kmの自分の限界ペースで
　　　　ぶっちぎりまくってやりました！
　　　　それ以上のペースで走ったら
　　　　ふくらはぎが攣（つ）りそうでした」

うわー、限界ギリギリでぶっとばされたんですね。

Kさん：「普段はクルマが占拠してる大通りを
　　　　走るのは気持ちがよかったです。
　　　　必死だったのでどこをどう走ったのかは
　　　　まったく覚えてませんけども、
　　　　空はとても青かったです」

最近は主に100kmウルトラに挑戦されてますが、
それ以前はフルを3時間切って走ったKZNRさんです。
これからもまだまだサブスリーを狙えるんじゃないですか？

Kさん：「大阪マラソンはもうこりごりですけど（笑）、
　　　　別の大会で自己ベスト更新したいですね」

おつかれさまでした。
つーわけで、KZNRさんは、激ないすらーーん！


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F県が誇る奇跡のサブフォーランナーTMさんは、
3時間39分で自己ベスト！初の40分切りでした。
以下、TMさんからのメールです。

Tさん：「今年も写真ありがとうございます！
　　　　ブログも拝見しました！
　　　　お店の位置がアウトコ－スなんか関係なく(笑)　
　　　　オリンピアサンワ－ズのみなさんと
　　　　ハイタッチできるのが
　　　　とても嬉しい大阪マラソンです。
　　　　そのために道路の端っこ走ってます。
　　　　みなさんそうでしょうけど(笑)」

両手でハイタッチなTMさん。


わざわざ端っこ走っていただいてすいません。
記録のこと考えたら何のメリットもないのに
大回りしていただいてすいません。

なぜなら店はこんな位置にあるから↓
店を過ぎるとすぐに右折！

我々は応援しながらも、
申し訳ないような気持ちではおるんです。
が、結局毎年、うれしがってワイワイやってます。


Tさん：「今回のタイムは、
　　　　とにかく渋滞を抜けようともがいてるうちに、
　　　　給水まめにとらなくても
　　　　最後まで行けるんじゃないかと錯覚してしまい、
　　　　32キロ過ぎた時点で両足が思い切り痙攣して、
　　　　失速していました。当たり前ですよね(^ ^;Δ
　　　　いつもはきちんと立ち止まって給水するのに、
　　　　気持ちが焦ってしまいました」

マラソンってコワいですね。
ちょっとしたことが、
後でそんな風にひびいてくるんですね。


Tさん：「また、途中でなぜかシュ－ズからチップが外れて、
　　　　渋滞の中に取りに戻るという危ない経験もしました」

うわ！これはもっとコワいです！
よくぞチップが外れたことに気づかれましたね。
そのままわからず走りつづけて
必死でゴールしたけど「記録なし」とか、
他のランナーに踏みつけられてチップ崩壊して
「記録なし」とか想像しただけでゾッとします。


Tさん：「最終的には自己新ではありましたが、
　　　　すっごく凹んでゴ－ルしてしまいました。
　　　　それでも大阪マラソンはやっぱり楽しい(笑)
　　　　また来年、当選したいですね」

これだけのトラブルに見舞われても
自己ベスト更新は間違いなくないすらーん！


Tさん：「今年はあと富山、神戸、加古川と続きます。
　　　　どれかでサブ3.5を達成したいですね。
　　　　来年は大阪ハ－フにも申し込んでますので、
　　　　またハイタッチお願いいたします^^」

おおお、次に狙うはサブ3.5！
ご健闘を祈りまーーーーす！

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9月末の網走オホーツクマラソンで
初めての42.195kmを4時間27分で完走されたSORさん。
引き続いての大阪マラソンは4時間24分で快走です！
以下、SORさんからのメールです。

Sさん：「応援してくださってありがとうございました。
　　　　スタート40分前までに並びましたが
　　　　ちょうど日陰で寒かった上に、
　　　　ぎっしり詰められたので身動きがとれず、
　　　　身体がかたまってしまいました。
　　　　9時にスタートしてMグループが動きだしたのは
　　　　15分後くらいで、やっと解放されました」

結局、走りだすまでに1時間くらいは、
スタート地点で立ちっぱなしの待ちぼうけ。
大型都市マラソンはこれが大変です。


Sさん：「みなさんのお顔が見えた時は
　　　　とても嬉しかったです。
　　　　欲をいえば40キロ過ぎ辺りに
　　　　支店を作っていただけたら、と思います（笑）」

大阪マラソン応援のために支店を、
一番シンドイところに作ると（笑）。
川見店主、こんなご要望をいただきましたけども。

川見店主：「ちょっと考えます（笑）」


川見店主とガッシリとハイタッチなSORさん↓


Sさん：「ペースは守ったつもりでしたが、
　　　　最後の橋の坂は途中歩いてしまいました。
　　　　でも初フルと違ったのは35〜38キロで
　　　　ペースを上げることができたことです。
　　　　自信になりました」

最後までペースを乱さずに走り抜かれました。
人生でまだ2回目のフルマラソンとは思えぬ
堅実なレース運びでした。
しかも初フル挑戦からたった1か月で自己ベスト更新！
ないすらーん！以外のなにものでもありません！


Sさん：「こうやってマラソンの観戦者から
　　　　感染者になっていくのですね…。
　　　　主人にはめられたと思いながらも
　　　　感謝しています」

「観戦者」から「感染者」へ！
SORさん上手いことおっしゃる！

ご主人のK太郎さんは3時間37分の快走でした。
ハイタッチ後に走り去るK太郎さんの背中↓


Sさん：「今回、シューズの調整もうまくいきました。
　　　　左の親指付け根裏側にマメができたくらいです。
　　　　ありがとうございました‼︎
　　　　いつもの大阪の街とは景色の違う2日間でした。
　　　　私も昨年とは全く違う気持ちで過ごしました。
　　　　また主人とお店に行かせていただきますね！」

気持ちが新しくなれば、見える景色も新しくなる。
「走る」とは「新しくなる」ことなのかもしれません。

あ、川見店主からも一言あるみたいです。

川見店主：「SORさんはまだまだいけますね。
　　　　　次のマラソンでは4時間を切って、
　　　　　K太郎さんをアッと言わせましょう！」

ですって。

では、これからも新しいマラソンの景色をご一緒に。
みなさまの益々のご活躍をお祈りいたしまーす！


＜大阪の街は違って見えた。そして、空はとても青かった。＞
　Are You Ready?